【長野県・天龍村-要長橋】 長野県天龍村を流れる遠山川に架かる、人道用吊り橋です。 青字…ラピスのコメント ■黒字…作者のコメント |
|
|
これはただの吊り橋じゃなく、 JR飯田線の旧線跡に架かってます。 旧線跡探索の際は、 必ず渡る事になる橋です。 鉄道レポートでも取り上げましたが、 今回は吊り橋だけのレポートです。 【周辺図】 |
|
|
吊り橋の前に、 |
|
|
|
吊り橋の方は、 特に変わりはないです。 アンカレージの上から 見てますが、 主塔がすごい遠い。 |
|
橋の横を通るのは、 国道418号線の旧道ですが、 そこから見るとこんな感じ。 路面より高い位置に 橋が架かってるのが よく分かります。 |
|
主塔は華奢ながら けっこう高さがあります。 緑色なのが控え目。 |
|
|
|
横を見たら、 何か変な物が! 塔が横倒しになってる? と思ったら、 これは耐風索を 横に広げるための物だ。 |
|
|
|
橋桁の手前に |
|
|
|
では渡ってみましょう。 やはり揺れます。 バウンドします。 |
|
|
|
橋桁は頑丈そうなので |
|
渡った先には 旧トンネルがお出迎え。 「要津第一トンネル」 だそうな。 トンネルの上に アンカレージがあります。 |
|
|
|
その上に、 石碑が立ってる。 「要長橋」と彫ってありますね。 よく見ると小さな字で 「大正四年四月…」と読めます。 そんなに古い橋があった? |
|
|
|
今度は河原から 見てみましょう。 いいロケーションです。 |
|
|
|
これは旧国道から撮影。 凄いメカっぽい感じ。 |
|
|
|
旧々国道からも 見る事ができます。 旧々道は山の上を通ってるので、 見下ろすアングルになります。 [2013年4月現在] |
|
■ 「要長橋」は平成7年(1995)に架けられた、歩行者用吊り橋です。 飯田線のルートが変わってからは、車の通れる木造吊り橋が架かっていました。 飯田線の元になった私鉄のひとつ、「三信鉄道」の開業が、昭和7年なので 石碑にあった「要長橋」は、それ以前の橋なのでしょう。 ネット上の情報ですが、天龍川と遠山川の出合う付近の右岸に、 要長集落というものがあったそうです。 そこに行き来する為の橋だったのかもしれません。 ■ |
|
道ネタ「橋梁」TOPへ…■ |