【長野県・天龍村-天竜橋】 |
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長野県道1号線から 県道430号線に入り、 飯田線の為栗駅方向に行くと 天竜川を渡る吊り橋があります。 |
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道は分かり辛いですが、 「味覚小屋」というレストランが ある所を東に曲がればいいです。 3ケタ県道を川沿いに進むと 大きな主塔が見えて来ます。 車で入れるのはここまで。 橋は歩行者専用です。 |
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車止めのように立つ丸太に 銘版が貼ってあります。 達筆な文字で「天竜橋」 車は通さぬぞと言う勢いです。 実際は歩行者の邪魔にならないよう 脇に寄ってるのですが。 |
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こんな看板があった。 「ブッポウソウに近寄らないで!」 仏法僧の巣箱があるって事だけど、 主塔を見ると確かに巣箱があった。 看板より近寄るなと言うけど、 それじゃ橋が渡れませんよ! せめて静かに渡るとしましょう。 |
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ダム湖に架かる橋なので、 長〜い橋です。 100mぐらいありそう。 赤と白のツートーンが綺麗です。 床は木の板です。 |
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高欄の外側から撮影。 ハンガーケーブルや 吊り桁の様子がよく分かります。 下にはダム湖の緑色の湖面が… |
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ダム湖である天竜川の上流を見れば 飯田線の鉄橋があります。 小さくてよく見えませんが、 “分格ワーレントラス”と言う トラス橋の一種です。 |
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さらに視線を右にやれば 為栗駅が見えます。 小さな無人駅です。 あそこには、 この橋でしか行けません。 むろん鉄道を使えば行けますが。 |
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こちらの主塔は 木に埋もれるように立ってます。 渡った先を左に行くと 為栗駅に着きます。 |
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アンカレージは高い位置にあります。 ケーブルの所に何か箱があるけど、 これも巣箱? |
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下はダム湖なので、 さすがに真下には行けません。 でも、なんとか下から撮ろうと 駅に行く道の反対側にある 山道を降りて来ました。 これが精一杯ですか。 |
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最初の写真の所から、 橋の左側には車の通れる道があり、 湖畔に何かの作業に使った 広場があります。 そこからだと橋を横から見れます。 [2013年6月現在] |
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■ 天竜橋はJR飯田線の為栗駅に行く為の、県道430号線の吊り橋です。 全長117m、幅2.1m。標高320mに架かっています。 車は橋の手前までしか入れませんが、手前に数台停められる駐車スペースがあります。 天竜橋の下流には、川が大きく蛇行した「信濃恋し」と言われる場所があります。 急流が筏を上流に押し戻してしまい、まるで筏が信濃の国を恋しがる様に向きを変える事から 「信濃恋し」といわれるようになったそうです。 それとは別に、愛しい人と離れる事になった娘が、船の上からお守りを川に投げたところ、 渦が起こり船の向きが変わり動かなくなった。 そのおかげで愛しい人と夫婦になった。と言う伝説もあります。 いわゆる“恋愛スポット”なのですが、「信濃恋し」の「恋」の文字のイメージから、 愛しい人と結ばれる娘という話が出来たのでしょう。 かつての船頭泣かせの急流も、今ではダム湖に沈んで見る事は出来ません。 ■ |
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