【岐阜県・神岡町-宝橋】 鉱山と廃線で有名な神岡町に行って来ました。 そこで見付けたアーチ橋は、昭和10年竣工の古い橋でした。 青字…ラピスのコメント ■黒字…作者のコメント |
|
|
今回はツーリングの途中に |
|
|
さすがに鉱山の街・神岡です。 何だかわからい迫力があります。 神岡のキモは廃鉱山施設の方ですが、 ここでも充分いけてます。 昔はここもハゲ山だったらしいけど、 今やすっかり緑が復活してますね。 で、6トンまでは大丈夫。 鉱山関係だから頑丈なの? いや、鉱山関係なのかわからないけど。 |
|
|
|
さて、この橋が どんな場所にあるかと言えば、 国道41号線を覆う ロックシェードの途中にあります。 国道の歩道は歩く人がいないのか、 路面上は苔だらけです。 まるで廃道のよう( ̄▽ ̄) アーチも植物にからまれてる。 なんかもう、廃物件のようだ。 |
|
|
|
古い橋の欄干って、 |
|
|
|
渡って、国道の方を振り返ってみた。 親柱には・・・ 銘板がありません。 こんなんは毎度お馴染みですね・・・ 調べてみたら「宝橋」という名前でした。 昭和10年に出来たそうです。 正面に見えるロックシェードの左側の 国道が木に隠れる所に 鉄橋の橋台跡が見えます。 |
|
|
|
なんとか真横からの写真が撮れないかと、 鉱山施設の前の道を歩いて ちょっと離れた所から見たけど、 木が邪魔でこんな風にしか撮れなかった。 |
|
|
|
コンクリートアーチだけど、 橋台にくっついてる部分が 他のアーチ橋と違って細くなってる。 よく見ると看板が付いてるますね。 何と書いてあるのかな? 「網禁漁」と書いてあった。 今日は水が多くて流れが速いので、 さすがに漁をしてる人はいなかったです。 流されちゃうしね。 |
|
|
|
ここからだとアーチの構造が |
|
■ 宝橋は1935年、昭和10年に竣工したコンクリートアーチ橋です。 ライズ比が小さく、華奢なアーチを持った個性的な姿は、 スイスの構造家、ロベール・マイヤールが考案したスタイルで、経済性に優れています。 マイヤール型は、アーチが箱型の中空断面構造をしており、開腹アーチのようなデザインです。 マイヤールの橋では、このアーチの側面のウエブという部分が薄く造られていますが、 コストが抑えられる反面、耐久性に問題があるためか、 この宝橋では分厚く造られていて、普通のアーチ橋のように見えます。 ■ |
|
道ネタ「橋梁」TOPへ…■ |