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三重県に面白そうな廃吊り橋が あるって言うじゃな〜い。 しかも愛知県からも近い 亀山市関町だというので、 正月休みボケも抜け切らない 1月の第二土曜日に行って来ました。 |
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国道1号線を南下して来て、 道の駅・関宿のさらに西に 1kmぐらい行ったこの場所、 「びっくりや」の裏手に 例の橋があります。 トラック運転手相手の焼肉屋さんで、 あの松阪牛が食べれるそうな。 まじっすか? 昭和テイスト漂う店内だそうですが、 外から見るだけにします。 |
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店の建物の横から行けるそうですが… この道かな? すぐ裏にあるものだと思ってたけど、 少し離れた所にあるようです。 あ。左右に何かある。 何かと思えばこれ、駐車場によくある 伸縮式のゲートです。 |
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ゲートを過ぎて 緩い坂を少し歩くと広場に出ました。 草ぼうぼうの広場の端に例の橋が… なるほど〜〜 これは雰囲気満点だ。 |
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アンカレージは土の中ですね。 コンクリから2本のボルトが突き出し そこを横向きの短いパーツで繋いで そのパーツにメインケーブルが 巻き付いてます。 この方式は初めて見た。 横向きのパーツがダブルナットで 固定されてるけど。 これ抜くとケーブル外れちゃうね。 |
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さて、廃吊り橋です。 |
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床はエキスパンドメタルで、 左右の高欄にもネットが張ってあって アミアミな景色です。 さぞや揺れると思いきや、 これが全然揺れません。 おかしいですね? このタイプの吊り橋はよく揺れるのに。 それと、床に雑草が生えてるんじゃなくて 下から伸びて来た植物が 突き抜けたものだったんです。 |
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雑草が無くなって |
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下を流れるのは鈴鹿川です。 曇ってるからなのか、 川が濁って見えるのが残念。 木に隠れてるけど、 斜めに傾いた岩盤があります。 堆積岩でしょうか? |
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全然揺れない吊り橋を渡って 対岸まで来ました。 廃墟がある。と言う情報通り 「売店」廃墟がお出迎え。 廃テンションMAXだ! マックスは言い過ぎか。 事前に知ってたしね。 |
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「つり掘り 売店」 かつて釣り堀があった跡です。 売店とか言うわりには 事務所のような雰囲気です。 何か「びっくりや」と 建物のテイストが似てるけど… 経営者が同じだったのかな? |
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扉が開かないので 窓越しに撮影しました。 たくさん物が残ってますね。 釣り竿やアミ、帽子が散らばってる。 奥にはトロフィーが2つ… 壁に貼られた紙には 「関釣堀センター」とあった。 ここの名前なんだろうか? |
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こっちのアンカレージも 地面に刺さってます。 その向こうにはもうひとつの廃墟。 激薮が行く手を阻みますが、 さいわい1月なので、 枯れていて問題無く歩けます。 何の施設なんだろうか? |
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こちらは入口が開いていて 入り放題です。 で、何の施設? ブロックに囲まれた一角があって 作業場のような雰囲気です。 何か手掛かりになりそうな物は無いか 探してみましたが、 特に何も無かったです。 裏には2階に上がる階段がありましたが、 廃墟はこれぐらいにして次行こう。 |
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釣り堀と言うからには、 掘りがあるはず。 あった。これが釣り堀だ。 当たり前ですが水はありません。 泥が溜ってます。 こういうのがもう1ヵ所あった。 なんか侘しくなる風景だ。 |
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では戻りましょうか。 相変わらずの激薮です。 トゲのある植物もあって、 夏場の侵入は大変でしょう。 こんな状態なので、 放置されてるんだと思いましたが、 切断された木があったりして、 人の出入りはあるようです。 |
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トラス補鋼吊り橋となれば 是非とも横から見てみたいもんです。 河原に下りてみました。 |
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真下から見ると 植物が橋桁にぶっささってるのが よく分かるかも? 鉄骨を繋いでるのはリベットじゃなくて 廃テンションボルトです。 …ハイテンションボルトです。 しつこい? |
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どうも補鋼トラスの構造が 今ひとつ分かり辛いですね。 これならどうだ? 橋の東側から撮ったものです。 背景が暗い方が分かり易いですね。 [2013年1月現在] |
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