【愛知県・豊田市-押山発電所えん堤通路橋】
愛知県豊田市大野町を通る、県道20号線沿いに架かる堰堤の通路の吊り橋です。
青字…ラピスのコメント　■黒字…作者のコメント
　
 　国道153号から
　県道20号線に入り、
　矢作川沿いを北上すると
　すぐに橋に着きます。
　橋は県道から
　見下ろせる所にあります。
　下を流れるのは矢作川。
　実に綺麗なもんです。
　

　橋には県道から
　スロープを下ります。
　歩行者用にしては
　緩い坂です。
　
　発電所関連の橋なので、
　主塔は金属製。
　橋桁も金属で
　床板は木製です。
　0.5t…500kgまでは大丈夫です。
　まさか車が通れる？
　いやいや、この幅では無理でしょう。
　
　どこかに名前がないかと
　探してみれば、
　こんな銘版がありました。
　「押山発電所えん堤通路橋
　　橋長36.7M巾員1.6M設計荷重500kg」
　昭和38年8月25日に出来たそうです。
　半世紀以上も前なんだ。
　
　アンカレージは
　県道下の擁壁に埋まってます。
　通行者の邪魔にならないように
　高い位置にあります。
　
　これがえん堤です。
　今日は水が多いのか、
　えん堤を乗り越えてます。
　
　では渡ってみましょう。
　そんなに揺れませんね。
　っていうか、この橋
　傾いてるんですが…
　どうやらケーブルが
　ちゃんと調整されてないみたい。
　取り敢えず問題はありません。
　
　渡った先はダート。
　さらにその先は
　えん堤で取水した水を流す
　水路があります。
　
　今日は4月下旬ですが、
　標高の高い山の中なので
　桜の花が満開でした。
　実際は散りはじめてますが、
　まだまだ花見を楽しめます。
　
　橋を下から見ようと
　川に下りれる所を探しましたが、
　えん堤の近くとあって、
　どこからも下りれませんでした。
　なので橋の下に潜り込んで
　何とか撮ったのがこれ。
　傾いてますねぇ…
 
　桜と一緒の写真をもう1枚。
　多少中途半端な感じですが、
　きれいな画像になった。

［2017年4月現在］
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ここの堰堤から、下流にある押山発電所に水が流されています。
押山発電所は大正11年（1922）7月に運用開始しています。
えん堤通路橋のある場所は、標高445.8mだそうです。
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