【長野県・木曽町-旧・荒神橋】
長野県木曽町を通る、国道19号線の近くにある廃橋梁です。
青字…ラピスのコメント　■黒字…作者のコメント
　
 　地図で見つけた物件ですが
　けっこう期待が持てそうです。
　訪れたのは10月。
　山ではそろそろ木々が色付く季節です。
　見頃にはちょっと早いけど、
　どんな綺麗な景色なのか、
　こちらも楽しみ。

　国道19号線を北上してきて
　木曽福島を過ぎて
　トヨタのある交差点を左折して
　もう一回左折すると
　木造校舎の小学校の前に出ます。
　今回の橋はその先。
　でも見えないよ？
　
　現道の「荒神橋」から下を見ると
　紅葉に埋もれた
　廃橋梁がありました。
　あら？思ったよりキレイ。
　上流側に滝もあって、
　良いロケーションです。
　それで、橋に行く道はどこだろう？
　ここから見ても見当たらないんだけど。
 
　で、いきなり橋を渡ってます。
　ここまでの道の様子はまた後で。

　1車線分くらいの
　小さな橋ですが、
　5.5トンまでは大丈夫です。
　車4台分くらい？
 
　今となっては、
　橋の前後の道は歩行者ぐらいしか
　通れませんが…
　何かのパイプや
　河川管理の為の装置があって
　また別の役割で残されてるみたい。
　
　この下には、
　木曽川が流れています。
　左には小さいながら
　いい感じの滝がある。
　これは、木曽川の支流の熊沢川です。
　紅葉・清流・滝と
　絵になる景色です。
　
　現・荒神橋が
　のしかかる様に
　視界を横切ってる。
　でも、風情のある景色だよ。
　現道の橋は愛想が無くて
　面白みに欠けるしね。
　

　橋の北詰に
　石碑があります。
　表面の字を読むと
　地蔵菩薩？
　真新しい花が
　供えられてますよ。
　
　ここから旧道ですね。
　町道の旧道だろうか？
　落ち葉に埋もれて
　廃道一歩手前？
　右側の石積みの上には
　用水が流れてます。
　

　現道の擁壁のおかげで
　旧道の幅が半分になってる。
　これじゃすでに廃道だ。
　
　薮になってる所を抜けて
　振り返って見ると
　どこからどう見ても
　誰が何と言おうと廃道。
 
　現道に出てから
　旧道を写すとこんな感じ。
　左側の日陰になった道がそれ。
　
　では旧橋の反対側の旧道は
　どうなっているんでしょう？
　こちらも行ってみました。
　雑草に埋もれた
　道の痕跡を歩いて来ると、
　どんどん狭まって
　ついには人ひとり分の幅に…
 

　続きは現道の上から見てみよう。
　現道の下の方に見える
　緑色のフェンスが
　上の写真の続きの場所です。
　道は左にカーブしていて、
　よく分からない状態に。

［2015年10月現在］

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現役の荒神橋が平成10年に出来ているので、廃歴は18年です。（2016年現在）
旧・荒神橋は新しめで、昭和中頃の雰囲気があります。（竣工年不明）
しかし、旧道の方はけっこう古い道のように思えます。
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