【国道156号線-旧霧洞橋〈旧県道〉】
国道156号線沿いにひっそりと在る、小さな廃橋梁。橋桁の上は草茫茫。 青字…ラピスのコメント ■黒字…作者のコメント |
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こんなトコロにも小さな橋があった。 |
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国道156号線沿いにある 道の駅「美並」から北に少し行くと、 この廃橋梁があります。 さあ、これです。 え? わからない? 正面の斜のガードレールの向こうですよ。 ただの路肩にしか見えません。 今は6月なのでなおさらですね。 冬ならもう少しわかりやすいかな? 向こうに見える赤いのは、 長良川鉄道の車輌です。 こちらは現役。 |
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この角度から見ると橋だってわかるね。 歩道の橋みたいにも見えるけど、 ここには歩道はありません。 やっぱ、国道の旧道? |
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取り敢えず渡ってみましょう。 橋の上と言うより、草原のよう。 親柱が無かったら、 何が何だかわからないところです。 まるでカモフラージュされてるみたい。 |
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親柱はこんな具合です。 橋の名前はどんなだろう? って、わかんないよ。 文字が刻んであるのはわかるけど、 さっぱり読めません。 これは花崗岩でしょうか。 表面が汚れていて、しかも細い文字なので なんて書いてあるのかわかりません。 でも最初の文字の「美濃」だけは読めた 橋の名前だろうか? |
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こちらの親柱には2行分の文字があります。 右から「縣道四一號」「八幡■■」 というのがなんとか読めます。 え? 県道なの? なるほど、 この道が国道に昇格する前の物みたい。 ちなみにこの親柱、落ちそうになってます。 それに、落ちないように ロープで縛ってある。 |
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橋の裏も調べてみます。 上はあんな酷い状態なのに、 裏はきれいですね。 これは「T型桁」と言われるタイプです。 こんな小さな橋なのに、 “T型”が5つも並んでます。 橋脚もこってる。 橋桁が乗ってる部分の幅が広くなってるし 支柱も鉄板を巻いて補強してある。 まだまだ大丈夫みたいです。 ・・・誰も渡らないけど、ね。 [2006年6月現在] |
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