【岐阜県・郡上市高鷲-旧・井田橋】
郡上市高鷲町にある、湯の平温泉に行くための橋です。
青字…ラピスのコメント ■黒字…作者のコメント
 
 近くには県道の旧道橋の
 「旧・猪洞橋」があり、
 その橋を見つけた時に、
 ここも発見しました。
 現道の横に架かる細い橋は
 いかなる姿をしているのか?

 国道156号から県道45号線に入り、
 南下して来ると左側に
 細長い駐車スペースがあります。
 公衆トイレやコンビニがあり
 大変便利です。
 そこから長良川に向かうと、
 現・井田橋があり
 その上からは旧橋が見えます。
 
 橋の上には雑草が生えていて、
 いかにもな廃橋梁ですが、
 さて、どんな具合になっているのか。
 
 現・井田橋を渡って左を見ると、
 旧道橋に行くための道がありました。
 雑草におおわれて分かり辛いですが、
 画面の真ん中に道があります。
 そして右の看板。
 湯の平温泉にはこちらという訳ですが、
 旧道橋が現役時代に立てられた
 看板なのでしょう。
 
 今の季節はまだましですが、
 8月とかには雑草がさらにのびて
 通り辛くなりそうだよ。

 思った通り橋の上は雑草だらけ。
 でも通行止めじゃありません。
 ここまで車で通ろうと思えば
 通れそうです。
 …雑草が無ければ、ですがね。
 

 正面から見た井田橋は
 雑草にまみれてます。
 しかし反対側には
 雑草は無い様子です。
 それによく見ると
 路面に車のタイヤの跡が付いてます。
 旧道後も車が通った証拠ですね。

 
 古い橋に来たら
 まず確認しないといけないのが銘板。
 左側の親柱を確認。
 うん、分からない。
 昭和二十九なんでしょうか?
 三十九にも見えなくも無い。
 そして右側の親柱は
 雑草に埋没して見る事すら出来ません。
 

 旧橋の上から見た現・井田橋。
 現道の橋は鋼鉄製で、
 見事に新旧が分かる光景です。
 ちなみにこちらは下流側です。

 
 高欄はコンクリと金属製です。
 これ以上無いくらいに
 時間経過が分かりますね。
 錆びた金属は途中でポッキリ。
 
 対岸まで渡って来ました。
 橋は歩きやすいので楽々到着です。
 これだけ雰囲気満点で
 探索しやすい物件なのです。
 藪が嫌いと言う人は
 こちらから来れば楽ですよ。
 
 旧橋の上から見る長良川の上流側。
 左上に見えてる建物は
 ホテルの物みたいです。
 地図で見ると
 「お宿ゆのひら」だそうな。
 

 渡りきって振り返ってみると
 すごい景色だ。
 いかにも廃といった雰囲気です。
 橋の真ん中にツタが垂れ下がってるのが
 いい演出になってるよね。

 
 特にここからの景色がよい♪
 
 こちらの親柱は雑草に埋もれてないので
 ちゃんと見えます。
 「井田橋」
 これは銅板なのでしょう。
 新品の時は茶色だったはず。
 
 反対側は「長良川」
 コンクリも半世紀が経ったからか、
 いい具合にひび割れております。
 
 旧橋からの道は細いですが、
 これは後から狭められたからです。
 昔の航空写真を見ると、
 橋と同じ幅の道になってます。
 隣の宿泊施設が出来た時に
 石垣が造られたのでしょう。
 右の石垣の場所には
 田んぼがあったみたいですが、
 今は空き地になってます。
 
 では、毎度おなじみの
 橋の下からの眺め。
 上からだと古そうだけど、
 下側は現代的なコンクリ桁です。
 
 これはT形桁という物です。
 横のパイプは何だろうか?
 これのおかげで
 今でも旧橋が残っている?

[2025年5月現在]

1977年の航空写真では、旧・井田橋が現役だった頃の様子が分かります。
3枚目の画像の場所の橋に繋がる道もはっきりとしており、
まさしく看板の指し示す道だった訳です。
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