【愛知県西枇杷島町-最古のコンクリート歩道橋】
愛知県西枇杷島町の小学校の前には、日本で最初の歩道橋があります。 青字…ラピスのコメント ■黒字…作者のコメント |
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日本で最初の歩道橋? なんとなくテレビを見てたら、 こんなフレーズが聞こえました。 それってどこにあるの? って、ここは…!? その地図はこちら→■周辺図■ |
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これが最古の歩道橋です。 って、これ、前から知ってる物だ。 以前から変わってるって思ってたけど… そうかぁ、日本初の歩道橋か。 思わぬ所に、思わぬ物があるもんです。 主要地方道だけあって車が多いです。 今日は日曜日なのでこれぐらいですが、 平日の通勤時間帯には きっと大渋滞するんでしょう。 あってよかった歩道橋。 |
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1959年完成というから昭和34年です。 |
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橋脚部分を横から見ると、 なるほど、ガーター橋みたい。 初めての歩道「橋」という訳なので、 やはり橋造りのノウハウを使ったのでしょう。 橋桁を支えるのは、まさに橋台。 今のデザインとは違い、重厚な姿ですね。 頑丈すぎてオーバークオリティかな? でもそのおかげで、現在も充分に使えます。 |
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では上ってみましょう。 普段見慣れた歩道橋とは、またひと味違う景色。 そう言えばこの時、他に誰もいなかったけど、 下から写真を撮っている時に 上からミニスカートの女の子なんかが来たら、 やっぱ痴漢と間違われたのだろうか? ある意味これも危険な探索ってこと? まあ、それは置いといて… あらためて上ってみましょう。 |
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さすがに古いだけあって、 |
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欄干は金属製です。 |
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一番上まで来ました。 |
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橋とは違うのはやっぱ、 信号がくっついてる事でしょう。 よく見ると向こうにも台座があります。 付け替えられてますね。 今は対向車線の上にあります。 これって、背の高いトラックなんかの後ろだと 信号が見えにくいので、 それを解消するためでしょう。 |
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ここでちょっと振り返って 今来た方を見てみましょう。 目の前にUFJ銀行があります。 その向こうには、西枇杷島小学校があります。 40年以上もこの歩道橋は、 子供達を守って来たのですね。 この薄汚れた姿からは、 ひた向きに役目を果たして来た誇りを感じます。 旧道で寂れている橋とは違い、 老体にむち打ちながらも仕事に励んでます。 ごくろう様です。 |
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お〜っと、もう下り階段です。 階段を降りた先の道には、 歩行者の通るスペースが、 ガードレールで仕切られてます。 これも登校する子供達のためでしょうか? 左のブロック塀は変電所の物です。 |
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さて、県道を安全に渡って来ました。 実はこのスペース、変電所の敷地の中みたいです。 歩道との間には門らしき物があったり、 手前には黄色いポールが立ってたりして、 軽く立ち入り禁止な雰囲気があります。 でも、全開になっていて通り放題。 ま、歩道の延長みたいなモノでしょうが。 |
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最後にちょっとかっこいい写
真も見てね。 やっぱり他の歩道橋とは違って 独特なオーラがあります。 どっしりしていて、安心感があり、 実に頼もしい姿です。 いつまでも子供達を、 見守っていってほしいですね。 [2005年8月現在] 残念ながら道路拡張にともなって、 取り壊されるそうです・・・ ああ・・・もったいなっっ…(;´Д`) |
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最古の歩道橋は、その名にふさわしい立派なたたずまいをしていました。 一通り取材を終えて、他にも何かないかと、近くを探してみました。 何気なく東海道本線の方に歩いて行ったら、そこにも思わぬ物が… ■ |
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