【静岡県・浜松市天竜-秋葉橋】
静岡県浜松市天竜区を流れる天竜川に架かる長大吊り橋です。
青字…ラピスのコメント ■黒字…作者のコメント
ちょっと変わった吊り橋です。
補剛トラスが付いてるんですが、
何と！三弦トラスなのです。
西側の国道から行きます。
横山トンネルの北側から
横道に入ると、
バス停の待合所があります。
その先に橋があります。
橋に向かう道は、
自動車と自動二輪は
通行禁止です。
原付は通れるみたいです。
30m先には秋葉橋があるので、
原付は渡れる橋なのでしょう。
大きな主塔がお出迎え。
小さな吊り橋ではよく見ますが、
こんなに大きな橋なのに
細い鉄骨なのは異様な感じです。
丸い標識が3つも付いてます。
原付は20キロで走れ です。
橋は少しの間、竹林を通るので、
左右には竹などで
視界は塞がれてますね。
橋と言うより通路のようだ。
大きいうえ補剛トラスもあるので、
全然揺れません。
林は無くなって、
天竜川の上に出ました。
そうしたら、
すごい風が吹いてます！
吹き飛ばされる程じゃないけど
橋桁がわずかに傾いてますよ。
大きな橋の割に、
部品が小さいですね。
重い補剛トラスを
吊ってるのに
大丈夫なものなの？
邪魔な木が無くて
よく見えます。
こんなに大きな物なんだ。
天竜川の様子も
見てみましょう。
遠くに見えるのは
「雲名橋」です。
ここはダムとダムの間ですが
川幅は広いです。
この道は県道285号線です。
狭い道ですが、
車は思った以上に通るので
注意が必要です。
では、さっさと戻って
例の“アレ”を見に行きましょう。
主塔の横に、
下に下りれる小道があります。
小道と言うより踏み跡ですよ。
人が通って道になってます。
そこを下りると
頭上には三弦トラスが・・・
まるで空中に浮かんでるよう。
木や竹でケーブルが見えないので
よけいにそう見えます。
中に入る事が出来ます。
さすがに遠くまでは
見えませんが、
この特徴的な
シンメトリーが素敵。
途中で橋の下から
それて行きます。
道は竹林を突っ切って
河原に出ます。
そんな事より、凄いねぇこれ！
林の上に浮かぶ宇宙船みたいだ。
河原に出ました。
長い橋ですが、
ここで見えてるのは3分の2程で、
残りは林の中です。
［2017年6月現在］
■
現地には銘版の類いはありませんが、高欄代わりのネットにあった河川許可標と言う物に、
「秋葉橋」と書いてありました。
さらにネットにあった情報では、全長205m、主塔の高さは18mあり、
昭和46年（1971）完成だそうです。
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