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始めて見たその姿は、 森の中に架かる よく揺れそうな感じの橋でした。 これはぜひとも渡ってこなければ! |
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場所は長野県の阿智村と飯田市の 境い目近く。 清内路の山奥にあります。 黒川の川沿いの道を進んで来ました。 国道から3kmぐらいの所で いきなりアスファルトが途切れて 道が無くなってしまいました。 これは林道と言うより遊歩道ですね。 この道であってるのだろうか? |
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あ。何か立て札がある。 何々…「赤子ヶ淵まで0.5km」 お。ここで間違いないようですぞ。 目的地は500m先になります。 バイクでも行けそうに見えるけど、 ここは素直に歩きで行きます。 |
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山奥に分け入る遊歩道だけど、 どんなにヘビーなロードなんでしょう。 って思ったら なんだ、歩きやすそうな道だ。 ところが右側のヤブ… 道のこちら側は急斜面になってます。 うかつに足を踏み外したら 激薮の中を滑り落ちてしまいますよ! 思わぬトラップ?です。 ちょっと緊張します。 |
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1ヵ所遠くまで見渡せる所があった。 |
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もう少し歩くと 今までずっと下の方にあった黒川が すぐそこに見えるまでになりました。 この辺は安心して歩けます。 森に入って行くみたいだ。 まだ着かないんだろうか? |
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あ。あったあった。 |
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素晴らしいロケーションに 架かる橋だけど、 主塔はあっさりした鉄骨組みです。 赤く塗ってあります。 赤子ヶ淵だから? |
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こんな山奥にある橋だけど、 |
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木の床板だけど、 割れたり、歪んだり、剥がれたり 腐ったりしてません。 流石にちゃんと管理はされてるようです。 では、渡ってみましょう。 揺れ方は普通です。 それに、橋の上から見る 景色が素晴らしい。 |
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まず右側を見ると、 しぶきを上げて流れる川の景色です。 見晴らしが良いと言う訳じゃ無いが、 いろんな要素が コンパクトにまとまってます。 |
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左側もいい景色です。 こちらは穏やかな流れです。 山の中の渓流っていえば 大抵岩が転がってるものだけど、 ここは砂が溜ってる。 花崗岩が風化して出来た砂でしょう。 調べてみたら1億年ぐらい前に出来た 花崗岩だそうな。 |
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景色を堪能しながら 対岸まで来ました。 |
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こちらは主塔からスロープになってます。 と、言う事はこの橋は 2径間の吊り橋ってことですね。 ここから見ると、 森の中に架かる吊り橋みたいだ。 |
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遊歩道の続きがあったので行ってみた。 そしたら…川? 黒川に合流してる 小さな渓流に出ましたよ。 地形図で見ると この渓流が阿智村と飯田市の境界です。 今立ってる場所は、飯田市になります。 |
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渓流の所から河原に下りれました。 中々に高いです。 橋桁の下は鉄骨がクロスして ガッチリと床板を支えてます。 いやぁ〜〜思ったより 素晴らしい吊り橋風景でしたね。 しっかり堪能した事だし、 もう帰りましょうか。 |
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少し離れた所に |
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