【愛知県清須市-五条川橋梁】
愛知県清洲市を流れる五条川には、いくつかの鉄道橋が架かっています。 青字…ラピスのコメント ■黒字…作者のコメント |
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五条川は地元では有名な 桜の名所です。 桜が満開の時に、 花見がてら立ち寄った時に 思わぬ物を見付けてしまいました。 |
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場所は国道302号と県道190号線が 交差する所の南側、 清洲城と清洲公園の間を流れる 五条川にあります。 目の前には、東海道新幹線と 東海道本線の橋が架かってます。 |
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清洲城と言えば 織田信長の居城だったところ。 プレートガーター橋にも 信長公の姿が… こういうの珍しいですね。 鉄道の橋に看板が付いてるのって。 |
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それもそのはず、 この鉄橋にはレールがありません。 廃橋梁なわけですよ。 しかも、横から見える左側だけ きれいに塗装されてます。 なので、すぐには廃物件だと 気が付かなかったですよ。 |
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築堤に上がってみると 廃線跡がずっと先まで続いてます。 どういうわけか、 フェンスが廃線と現役線の間にあって 廃線部分が入り放題になってますよ。 ここってJRの土地じゃないの? |
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お次ぎは信長看板の反対側、 五条川の左岸にやって来ました。 奥には東海道本線の プレートガーター橋が 4本も並んでます。 |
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廃線の方の橋に楕円の銘板があった。 撮影してから拡大して見ると… 麒麟麦酒株式会社 1963 KS-18上路鈑桁支間223 宮地工業株式会社 とあります。 麒麟麦酒? キリンビールのこと? |
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裏側は塗り直してないので すっかり錆びてます。 で、よく見ると 文字が書いてあった跡があった。 もう何が書いてあったのか 分からない状態ですが、 かろうじて「五条川橋りょう」の 文字が読めます。 |
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下から見上げてみた。 対傾構という部分が 複雑にからみあってる。 |
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左岸の築堤にも上がったら こんな看板があった。 マクラ木が腐ってるから乗るな って書いてありますが、 そもそも枕木自体が無くなってます。 それより下に 「キリンビール名古屋工場」ってある。 JRの廃線跡じゃなくて、 キリンビールの引き込み線跡ですか? |
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そこから振り返ってみれば 南に向かって廃線跡が続いてる。 地図で確認すると、 この先にはキリンビールの 工場があります。 引き込み線の廃線跡で間違いないですね。 [2020年4月現在] |
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キリンビール名古屋工場は、1962年(昭和37年)2月に設立されました。 今から58年も前になります。 鉄道からトラックでの輸送に切り替えた事が、廃止の理由だと思いますが、 いつ廃止されたのかは、分かりません。 ● 清洲城 下の道路は五条川の左岸道路です。 2023年1月までに撤去されました。…撤去編 ■ |
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