【長野県・塩尻市-中央本線旧線 豊口トンネル】
内部が総崩れになっている、旧・鳥居トンネルの北側にも、短い煉瓦のトンネルがあります。
青字…ラピスのコメント ■黒字…作者のコメント
 
 旧・鳥居トンネルと言えば、
 中身の煉瓦が崩れて
 大変な有り様になってる、
 1600mの長いトンネルです。
 今回の「豊口トンネル」はどうだろう?
 木曽の方に行ったついでに
 ちょっと見て来ました。
 周辺図は旧・鳥居トンネルと兼用→■周辺図■

 新しいバイクの慣らし運転もかねて
 木曽の方まで行って来ました。
 国道19号線の旧道の鳥居隧道なんかを
 見て来たついでに
 ちょっと豊口トンネルまで来てみました。
 どこかの会社の敷地内にあって、
 見れないって話しなので、
 せめて外からでも見てみようと・・・
 あれ? なんかすごいオープンな感じが…
 会社が休みで誰もいないし、
 もうちょっと近くに行ってみようかな?
 
 煉瓦のポータルがしっかり残ってますねぇ。
 倉庫がわりに、
 物が一杯詰め込まれてるかと思ったけど
 そんな事はないようです。
 しかし、トンネルの前に置いてあるのは
 “あんどん”ですか?

 ここだけ見ると、
 いい雰囲気です。
 
 とは言え、
 煉瓦が剥がれてる。
 どうやったらこんなになるの?
 アーチの所には“矢印”が描いてある。
 それに、
 「列車に注意」って文字も。
 
 左側のピラスターは
 もっと酷い状態になってる。
 表面の煉瓦が半分ぐらい
 無くなってます。
 崩れた…と言うより
 削られたような感じですね。
 それ以外にも、
 あちこちの煉瓦が
 剥がれてきてます。

 こちらのアーチには、
 「57」の文字があります。
 これは東京から数えて、
 57番目のトンネルと言う意味です。
 
 さて、トンネル内部はというと、
 木材がいくらか置いてあるだけです。
 外の工場が家具を作ってる会社らしいので、
 廃材が捨ててあるのでしょうか?
 煉瓦の状態はきれいなもんです。
 旧・鳥居トンネルとは大違いだ。

 向こう側が明るいので、
 塞がれてはいないみたいです。
 短いトンネルなので
 ライトは必要ないです。
 
 奥まで…っていうか
 反対側の坑口まで来ました。
 塞がれてないって思ったけど、
 なにやら半透明のパネルで
 塞がれてるみたいです。
 ここにも何かが置いて・・・
 な〜〜に、これ?
 こ・これは“山車”じゃないですか。
 ほら、お祭りの時に道を練り歩くあれです。
 その土台部分だけです。
 これは鎮神社の例祭に使われる、
 「獅子山車」の土台なのかしら?
 でもなんでこんなトコロにあるの?
 
 それで反対側はどうなってるのだろう?
 こちらは木曽福島側になります。
 トンネルの真ん前には、
 こんな小屋が建っていました。
 小屋と言っても結構大きなものですが。
 これは木材置き場かな?
 
 建物の裏に、
 トンネルのポータルが
 ちょこっと顔を出してます。
 う〜〜ん、
 木が邪魔でうまく写せません。
 
 これは木材を乾燥させてるのかな?
 壁の一部が透明になっていて、
 トンネルのアーチが透けて見えてます。
 わかります?
 ここの所がトンネルの中から
 見えていたのですね。
 ちなみに、この壁にはとびらがあるけど、
 木材がいっぱいで開けられません。
 だから開けちゃだめよ( ̄▽ ̄)
 その前にトンネルに入っちゃダメかも?
 え?私?
 私は紅葉につられた観光客・・・(オイ
[2007年11月現在]

会社の敷地内にあって、物置き代わりに使われているみたいですが、
かといって補修とかされている訳でも無くて、外側はかなり荒れた状態です。
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