【長野県・県道46号線旧道-明神橋】その後
味のあるアーチ橋の明神橋の、2021年の現状をレポート。
青字…ラピスのコメント ■黒字…作者のコメント
 
 この橋は2008年に訪れた時は、
 普通に渡れる旧道橋でしたが、
 2017年に来た際は
 通行止になってました。
 そして2021年の現状やいかに?

 訪れたのは2021年10月下旬。
 ちょうど紅葉の見頃の季節です。
 ここはまだ
 見頃手前といった感じですね。
 問題の橋は…
 何やら雑草が生えてる様子だ。
 まさか廃物件になってる?
 
 通り過ぎようと思ってたけど、
 寄ってみる事にしました。
 以前来た時より
 雑草が多くなってます。
 
 橋の上を見てみれば、
 とんでもない事になってた。
 

 割れてるぅ〜〜〜!
 アスファルトが
 バリバリになってます。
 どうなってるの?
 よく見るとキャタピラの跡がある。
 ユンボとかが剥がしたのかな?
 何のために?

 
 渡った対岸の方も
 割られてます。
 それに、橋の向こうの旧道も
 廃道のようになってます。
 そりゃあ車が通れないからね。
 
 対岸から見ると
 もうすっかり廃橋梁です。
 
 欄干の柱も
 コンクリが剥がれていて
 ほかっておけば
 どんどん剥がれていきますよ。
 
 アーチに乗ってる支柱にも
 ダメージがあります。
 まだしばらくは大丈夫でしょうが、
 10年も経つと
 やばい事になるでしょう。
 10年後にも橋があれば、ですが…ね。

[2021年10月現在]

通行止からの路面破壊で、廃橋梁一直線です。
アスファルトを剥がしたのは、解体の下準備なのでしょうか?
これほどの味のあるアーチ橋は、ぜひ保存をしてもらいたいものですが、
場所的に利用者が居ないでしょうから、維持費を考えたら
解体も止む無しなのかもしれません。
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