【長野県・飯田市-宮の前橋】
長野県飯田市の国道418号線沿いに架かる、車も通れる大きな吊り橋です。
青字…ラピスのコメント ■黒字…作者のコメント
 
 国道418号線から152号線にかけて
 吊り橋を探しに来て見付けた
 でっかい吊り橋! おおっ!!!
 …って思ったけど…
 ここって2年前に通った道だった。
 忘れてましたね。
 もう一度しっかり確認→■周辺図■

 こんなに大きな吊り橋を忘れるなんて
 どうかしてる( ̄▽ ̄)
 でも、新発見!っていう
 サプライズ感は味わえた。
 場所は信南バスの「乙姫」バス停横。
 1日に上下1本づつしかありません。
 何というローカル路線。
 ここで待っても明日までバスが来ません。
 橋の方は、でかすぎて
 上の方まで写りません。
 
 ちょっと離れてみましょう。
 橋の大きさもさることながら、
 河原も広いし、
 背景もず〜〜っと奥まで見えて
 たいへん良い景色です。
 

 もっと良い景色は無いかと
 うろうろ探してたら…
 ありました。
 見上げるんじゃなくて
 見下ろすアングルです。
 大きさがよく分かります。
 ─なんて、のんきにコメントしてますが
 今、斜面から落ちそうになって写してます。
 危険を冒した甲斐のある良い写真です。
 他じゃ見ないしね。

 では、渡りに行きましょう。
 その前にここから下りなきゃ…

 
 でっかいだけあって立派です。
 標識に2トンまで大丈夫ってあります。
 それに縦に並んだ木の板…
 これは車もOKって事ですね。
 補剛トラスが頑丈そう。
 揺れないだろうな〜。
 
 揺れないねぇ〜。
 そりゃそうだ、車が通れるぐらい
 頑丈に造ってありますしね。
 でも、小さく揺れてるような・・・
 そんな事より、ちょっと急いで渡りますよ。
 ここで車が来たら
 逃げ場がありません。
 

 でもまあ〜、こんなに良い景色
 ゆっくり堪能したいよね。
 車も通りそうもないことだし、
 慌てて渡るのはやめましょう。
 対岸には幾つか建物が見えるけど、
 あの集落の為の橋なのでしょう。

 
 対岸に着きました。
 細い車道が集落内に続いて行きます。
 こんなに立派な吊り橋の向こうは
 ローカルな景色なんて、
 素敵すぎます。
 
 これは主塔の土台部分です。
 支承というパーツに主塔が載ってます。
 いつも思うのだけど、
 こんな小さな部品で、
 よくも大きな重量を支えてるもんです。
 だって主塔と支承を繋いでるのは
 直径5cm程のピンだけですよ。
 ここにも2.0t標識があるけど、
 補助標識の「路肩弱し」ってどう言う事?
 吊り橋に路肩はありませんよ?
 木貼りの床の事を言ってるのだろうか?
 
 アンカレージは民家の隣にあります。
 国道側の物は、
 山の斜面の途中にありましたが、
 こっちは普通に地面にあります。
 橋の規模に合わせて
 アンカレージも大きいので、
 小屋の土台にされてます。
 
 橋を渡ってから対岸を眺めてみよう。
 吊り橋のある景色はたいてい
 狭い谷や小さな川にあったりするけど、
 (瀬戸大橋みたいに海に架かるのは別ね)
 ここは広い所にあっていいねぇ。
 この近くの川合橋もこんな感じの
 場所に架かってるけど、
 橋じたいの大きさが違うからね。
 では、車が来ないうちに
 戻るとしましょう。( ̄▽ ̄)

[2011年4月現在]

宮の前橋は、国道418号線の対岸にある、南信濃南和田の集落に渡る為の橋です。
ここより東側にも新しい橋が架かっているのですが、
どうやらここの集落には、直接来れないようです。
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