【岐阜県・下呂市-門原吊り橋】
岐阜県下呂市門原の飛騨川に架かる、扉のある吊り橋です。
青字…ラピスのコメント ■黒字…作者のコメント

 
 国道41号線脇に架かる吊り橋で、
 国道256号線との分岐から下呂市街側に
 1kmくらい行った所にあります。
 扉で塞がれてるので、
 渡れないと思ってたけど・・・

 国道沿いの
 こんな所に架かってます。
 歩道がありますが、
 なぜか橋までしか無いです。
 

 主塔は細い金属製のパイプで、
 追い越し禁止の標識が
 2枚付いてます。
 メインケーブルは、
 国道を跨いで斜面に繋がってます。
 ここより北にある「釣鐘橋」と
 同じですよ

 
 釣鐘橋は壊れそうな橋桁だったのに、
 ここは丈夫そうです。
 問題無く渡れそうですが…
 

 しっかりと扉が閉まってます。
 しかし看板には、
 どこにも立入り禁止なんて
 書いてありません。
 もしかしてと思って扉を見たら
 鍵が掛かってなかった。
 いえ、鍵はあったけど、
 開いてました。

 
 誰かが開けて通ったのか、
 いつも開いてるのかは
 分かりませんが、
 これなら渡れますよ♪
 かんぬきを外して扉を開けてみます。

 それと逆光なのでゴーストが発生してます。
 見にくいのはご勘弁。
 

 丈夫そうだけど、
 けっこう適当な作りだよ。
 すごい錆びてるし。
 取り敢えず大丈夫そうです。
 歩くテンポに合せて上下に揺れます。
 あまり揺らすと、ケーブルとかが
 
切れちゃいそうなので
 立ち止まって揺れが収まるのを待ちます。

 
 床の板はまだいけそうです。
 新しめのワイヤもあるので、
 ちゃんと整備はされてるみたいです。
 下を流れる飛騨川は穏やかで
 川面に風景が写ってます。
 

 対岸の主塔は木々に埋もれてます。
 アンカレージのある所に
 何かの小屋があるけど、
 まさか人が住んでる?

 
 こちらの主塔は、
 石積みの橋台に載ってます。
 国道側との高さ合わせですね。
 
 橋台より先は、
 スロープになってます。
 小屋は2つあった。
 何かの作業をする場所なのかな?
 
 スロープを降りると
 道はアンカレージの前で
 二股に分かれてました。
 道は小屋の左右を通ってるけど、
 特にどこに行くという
 訳でもなさそうなので、
 右に行ってみます。
 その先には高山本線の線路があります。
 
 さっきのスロープの下を見たら、
 木材が置いてあった。
 何かのパイプがあるけど、
 橋桁の上に載っていた物ですよ。
 小屋に水道を通してるのだろうか?
 
 手すりからカメラを出して、
 橋の外からの絵を撮ってみた。
 こういう時はちょっと緊張します。
 こんな所でカメラを落としたら、
 回収不可能だしね。
 

 最後に、国道側の主塔です。
 こんな景色が見れるとは
 思わなかったね。
 今日は運が良かった?
 帰る時にはちゃんと扉を閉めて
 鍵も元に戻しておきました。


[2016年12月現在]


国道41号線沿いには、渡れない吊り橋がいくつかありますが、これもそのひとつでした。
管理者による看板に、人数の注意しかなかったのは、
渡ってはいけない橋じゃないからでしょうか?
空中写真を見ると、この橋の東側に耕作地が写っているので、そこへ行く為の橋なのでしょう。
訪問時にはたまたま開いていただけで、普段は鍵が閉まっていると思われます。
有刺鉄線でガードされていますので、無理な進入は危険です。

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