【国道41号線-七宗第3廃道】前編
岐阜県を南北に横断する国道41号線。
今では快適に走れる国道にも、やはり切り捨てられた廃道がありました。
国道41号線の岐阜県七宗町に点在する廃道の今の姿です。
青字…ラピスのコメント ■黒字…作者のコメント
 

 国道41号線の3番目の廃道です。
 ここは対岸に渡る橋のために
 一部分は現役の道路です。
 廃道部分はわずかの距離しかありませんが、
 唯一、廃隧道(ずいどう)があります。

「国道41号線-七宗第1廃道」のページを見ずに
 ここを見ている人は、
 これを見るとより理解しやすいかも。
 別窓で開くよ→■周辺図■


 廃道ではないので
 現道からのアプローチはいたって普通。
 むろん、ここの部分は
 昔の道筋とは変わっています。
 近頃は、合流するには直角に
 っていうのが決まりみたいです。
 なので旧道はぐるんと廻って
 思いっきり向き変わってます。
 
 でもっていきなりこんな看板が…
 期待できますね!
 ってゆうか、そんな感覚普通じゃないですね。
 私も影響されてるし
 こまったもんです。
 
 なぜだか道路の幅が半分に。
 これって大型車を通さないためかしら?
 前方に赤い橋が見えています。
 こっちは現役の橋。
 でも私が行くのは右の方。
 
 橋がある所から先は通行止めです。
 ガードレールがどーん。
 半分だけだけど…
 さらに通行止めの標識がダメ押しです。
 でも左側から簡単に入れそうなんだけど…
 やる気、あるんだか無いんだか。

 道が半分埋まっています。
 おなじみの光景ですね。
 
 でもここは、
 金属のネットを突き破るいきおいです。
 土砂がどしゃーって
 滑り落ちて来たんでしょう。
 自然の力のすごさを見ると、
 人間のチカラなんて小さいって思います。
 とか言ってみたり。

 こういうネットって
 実は簡単に破れるって
 けっこう恐いかも。
 
 これぞ廃隧道って光景です。
 次はこの隧道を通って
 向こう側に行きます。

半分現役、半分廃道。でも廃道部分は短いながら隧道もあって雰囲気満点です。
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