【国道257号線-旧道部分(阿木川湖上流-2)】後編
岐阜県恵那市に建設された阿木川ダムにより、そこを通っていた国道257号線はルートが変更されました。
しかし一部は旧道として残り、ひっそりと余生をおくっています。
青字…ラピスのコメント　■黒字…作者のコメント
　
 　前のページの廃道がある側の
　さらにダム寄りの所の現道から下りてきました。
　小沢山トンネルの北の入り口のすぐ横から
　ダム湖の水面近くまで行ける道があります。
　地図に「再び水没」と書かれた所です。
　目の前には現国道257号線が走っています。

　廃道の上にパイプラインがのっかってます。
　このパイプラインは湖の底を通って
　ダム本体の近くまで延びています。
　国道の廃道もまた
　ダムの下で終わった旧道に向かって
　高度をさげていきました。
　
　上の場所から例の廃道の方を振り返ってみた。
　すでにアスファルトが失われた
　ぼろぼろな道が続きます。
　これって国道だったの？
　ちょっとの間、途方に暮れます。
　でも気にしない。
　これはこれでいい風景ね。
　
　国道だったことを証明する
　ガードレールが湖に落ちています。
　山側の崖には石垣が今でも残っています。
　すべてが朽ち果てた光景です。
　対岸のきれいな道とは対照的です。
　

　廃道はこの先の小さなダムにより
　ここで終わってます。
　貯留ダムとか言うものです。
　この先は立ち入り禁止になっています。
　もう行けません。
　残念。

　
　とか言いながらこんな所まで来たりして…
　フェンスの先にもガードレールがあります。
　ここもまた国道の成れの果て…
　
　貯留ダムの上にかかる吊り橋から
　水没廃道をながめた。
　右側のフェンスの所から
　行けそうにも見えますがそれはムリ。
　
　水没廃道遠望
　漢字ばかりのセリフはかっこいい…
　あんな所を昔は車が走っていたなんて
　想像できませんね。
　それにしてもすごい緑色の水です。
　色はきれいだけど
　何かよごれていそう…
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貯留ダムによる水位の上昇で、ここの廃道は分断されていました。
おかげでその水量にはばまれて近付く事もできません。
渇水期になったら行けるかもです。またその時に見てこようと思います。
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