【岐阜県・県道63号線-火打坂旧道】後編
岐阜県上之保村と郡上市の境に、火打坂を通る旧道があります。 現道は火打坂トンネルで、あっという間に通り過ぎてしまいますが、旧道は複雑な道筋で峠を越えます。 青字…ラピスのコメント ■黒字…作者のコメント |
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県道の旧道に入ってみたところ、 旧々道の廃道を見付けてしまいました。 ラッキー( ̄▽ ̄) ♪ さっそくアタック開始です。 まあ、アタックって程大変な所じゃないけど、 勢いってことで… それでは、後編は2番目の廃道からどうぞ。 |
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【廃道-2】 二番目の廃道の奥まで来ました。 |
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何?って聞くまでもなく、 廃道に付き物の倒木ですね。 いい感じに散乱してます。 アスファルトの路面が落ち葉の下から 顔を覗かせてます。 |
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カーブになっている部分は、 切り通しになってます。 人工的な地形なので、 この廃道が完全に森の一部になっても、 道としての痕跡は残るのでしょう。 それにしてもまあ荒れてること。 |
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カーブの所には、 カーブミラーがまだ残ってます。 鏡自体はきれいな様で、 今でもはっきり写ってます。 でも、このカーブミラーが 本来の役目を果たしたのって 一体何年ぶりなんでしょう? たまに猿とかが見てそうですが… |
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あちこちに木がころがってるけど、 |
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廃道の2もそろそろ終わりです。 写真がいっぱいあって距離が長そうだけど 実際は短いものです。 今回のレポートは旧道がメインなので、 廃道はデザートと言った所でしょうか? 目の前には細い木がぽっきり折れてます。 プチ倒木。みたいな。 あ。じゃあ短い廃道は「プチ廃道」? プチ隧道やプチ廃線なんかもありかも。 …ありませんね。 |
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さて、旧道に戻って来ました。 こちらも通常より高いガードレールで 塞がれてます。 |
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ここからは旧道のレポートに戻りますが、 本当にこれ旧道なの? なんか、さっきとあまり変わらないけど。 丸太も転がってるし。 旧道上も自然更新が始まってる様です。 自然更新って何かって? 木や草が自力で繁殖して 森林を作って行く事です。 |
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峠に到着しました。 切り通しのよくある風景です。 見通しもきかないし、 いまいち峠越えの実感は湧きません。 「上之保村」の町名標識がありますが、 写って無い所にある標識には 「八幡町」と書いてあります。 現在は八幡町ほか、明宝村や和良村などが 合併して「郡上市」となってます。 |
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少し行くと再び落ち葉が散乱し始めました。 そしてさらにヘアピンカーブが出現。 ふもとに向かって徐々に高度を下げます。 こんな所じゃ急ブレーキは禁物。 ゆっくりと通り過ぎます。 |
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ヘアピンカーブを曲がったら ちょっといい景色です。 木もれ日がいい感じですね。 山側には石垣もあって、 旧道の雰囲気満点です。 ここは道幅が広くなっていて、 カーブ手前で対向車をやり過ごしていた様です。 そして例のあれが… ヘキサが立ってます。旧道に県道標識!! 今だに生き残ってるなんて。 |
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旧道に残る県道標識ですよ♪ (*´▽`*) 実は私、初めて見ました、こういうの。 ( ▽`*)いいわねぇ (*´▽)記念に残してあるの? けっこう新しい物のようなので、 捨てるのにしのびなかったのでしょうか? 素敵すぎます。 標識を堪能した所で先に進みます。 |
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現道が見渡せる場所まで来ました。 奥を走っているのが現道の県道63号線。 その手前のぐるりと曲がっているのが、 これから通る旧道です。 旧道はこの先で180度ターンします。 それにしても、のんびりとした 田舎の風景です。 |
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旧道は山の中から 明るい陽の下に出て来ました。 目の前には急なヘアピンカーブで ぐるっと曲がります。 旧道は間もなく現道に出ますが、 道はまだ荒れています。 よっぽど通行が無いのでしょうか? |
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カーブを曲がって今来た方向に向きます。 火打坂トンネルの坑門が見えてます。 旧道はその上を乗り越える様に通過します。 このまま進んで行くと、 上にある現道を見渡した写真を撮った所の ちょうど下あたりを通ります。 |
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こんな所にバス停? いえ、バスの回転場のようです。 ちょっとしたスペースがあって そこでバスがUターンする様です。 それに「大型車通行不能」の看板もあります。 よく見ると県道名が、 先程あった県道標識の物と違います。 郡上八幡と美濃加茂を結ぶ県道の様ですが、 詳細は不明です。 現在は名前が変わっているのかも? 3枚上の写真の車のいる辺りから、 トンネル方向を写したものです。 |
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現道に合流して、 再び火打坂トンネルに来ました。 トンネルの上を通る旧道の様子がわかります。 トンネル建設にかかわる部分は きれいに造り直されています。 旧道下の斜面に、 いっぱい木材が張り付けてあるけど、 こういうのって間伐材を使ってあるみたいです。 最近造られたトンネルは、 つまらないデザインが多いけど、 ここは楽し気な雰囲気で好みです。 [2004年11月現在] |
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旧道になって3〜4年ぐらい経っているとは思えない程の荒れ具合でした。 「火打坂」とはどう言う意味や歴史があるのか? 愛知県の豊橋にも火打坂の地名がありますが、火打石が採れるところから付いた地名です。 ここの「火打坂」も火打石由来なんでしょうか。 ■ |
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