【三重県・国道421号-宇賀渓廃道】
三重県いなべ市の宇賀渓にある、国道の短い廃道です。
青字…ラピスのコメント ■黒字…作者のコメント
三重県いなべ市の宇賀渓にある、国道の短い廃道です。
青字…ラピスのコメント ■黒字…作者のコメント
国道421号と言えば、
あの石榑峠のある道です。
今回はその手前の
宇賀渓の東側にある廃道を
見て来ました。
爪引地蔵堂の横を過ぎて
少し行くと
横に分かれ道があります。
ここは前から気になっていた所。
ガッチリと閉鎖されてまして、
車での通行は不可能です。
作り替えられたのか、
急坂になってます。
道は森の中に
一直線ですね。
ここから先は平坦な道になります。
カクッて感じに切り替わるので、
違和感がありますね。
旧道は苔や落ち葉で
すっかり廃道の景色だ。
ぎり2車線幅ですね。
左側には宇賀川が流れていて、
奇麗な渓流になってます。
川遊びも出来そうな雰囲気。
橋がありました。
その手前には警戒標識の
「落石のおそれあり」があった。
さらに向こうには・・・
旧道の橋はまるで
歩行者用の橋ぐらいのサイズなので
大型車はダメなのかな？
名前は「落合橋」
平成7年9月に出来た橋です。
隣にある大きなアーチ橋は、
現道の「落合橋」で、
こちらは平成6年3月竣功で
旧道橋よりも先に出来てます。
現道の橋はでっかいです。
新しい道を造ってから、
旧道を改修したって所でしょうか？
いつまで車は通れたのだろう。
アーチを下から見てみた。
ど〜〜んと架かってます。
酷道だった国道も
たいそう立派になりましたよ。
では旧道の続きです。
ここからはきれいで
現役のような雰囲気。
じゃなくて、
路面がめっちゃ滑ります。
坂になってる上に、
全面を黒い苔が覆ってるので
転びそうになります！
路肩の土がある所を歩きます。
普通と逆ですよ。
こんな所で酷な道になるとは
思わなかった。
こちらもガードレールで
ガッチリ閉鎖。
振り返ってみました。
車両通行止が宣言されてます。
ガードレールばかりか
ブロックまで置いてあり、
車は入れません。
自転車なら行けるかって？
苔で滑ってコケますね。
［2020年1月現在］
■
現道を平成6年に開通させた後に、旧道の落合橋が出来ているのは、
遊歩道として整備をしていたからでしょう。
かつては幅2m以上の車は通れなかったので、
「大型車通行禁止」は、現役時代からあったのかもしれません。
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