■ 【 国道19号線旧道-賎母しずも新道 】 全体図 ■ 明治新政府により交通の近代化を計るために、各地で道路整備が行われました。 中山道も一等国道に定められ、長野県によって整備が進められました。 当初は馬籠峠を通るルートを改修する予定でしたが、急坂で距離も長い事から、木曽川沿いを通 るルートになりました。 それが「賎母(しずも)新道」です。 新道は明治25年7月に完成しましたが、戦後になり自動車の増加に伴い、19号線も改修工事が進められました。 その後昭和30年に完成した山口ダムにより、水没区間は隧道で迂回し、国道の一部が付け替えられました。 それでも高度経済成長によるさらなる交通量増大には対応し切れず、対岸にバイパスが建設され、 賎母隧道の前後の区間は廃道となりました。今は採石場の作業のための道になっています。 (廃道・廃線のレポートは下のリンクからどうぞ。) |
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