【福井県・大野市-若生子大橋】
福井県大野市の麻那姫湖に架かる、大きな吊り橋です。
青字…ラピスのコメント ■黒字…作者のコメント
 
 福井県に大きな吊り橋が
 あるというので見て来ました。
 車が渡れる橋ですが、
 注目はアンカレージですよ。

 国道158号から国道157号を通って
 真名川沿いを南下して来ました。
 若生子隧道を抜けると
 ダム湖に出ます。
 しばらく走ると見えてきました。
 あれが今回の「若生子大橋」です。
 
 いったん橋を渡って対岸に。
 でかくて立派な橋です。
 200mぐらいあるのかな?
 橋桁はトラスになってます。
 全然揺れませんよ。
 
 橋も大きいが
 アンカレージもでかい。
 螺旋階段が付いていて、
 上に行けますね。
 
 アンカレージは下半分が水色で
 鳥の絵が描いてあった。
 すごく大きな絵ですよ。
 これは・・・かわせみ?
 では、上に行ってみよう。
 
 アンカレージの上には
 ベンチの置かれた広場になってます。
 展望台というわけです。
 夏の里展望台と言うそうな。
 メインケーブルがなんという迫力。
 これ何本あるの?
 
 真正面から。
 いい景色です。
 下を通る車が小さく見えるほど高い。
 たくさんのケーブルは
 まとまって1本になってます。
 では、歩いて橋を渡りましょう。

 背の低い親柱には
 ちゃんと銘板が付いてます。
 「わかごおおはし」
 

 隣は「昭和57年7月竣功」
 上に雑草が生えてる。

 ちなみに国道側の銘板には、
 「真名川」
 「若生子大橋」とあります。

 
 では渡ります。
 トラックでも通れそうなほど
 広い幅だ。
 歩道は付いてないけどね。
 でも、高欄は歩道橋みたいだ。
 
 メインケーブルはひとまとめ。
 大きな吊り橋では
 こんな風にカバーされてる物を
 よく見ますね。
 
 さっきの銘板と違い
 きれいな金属板です。
 橋の目的や占有期間が書かれてます。
 平成38年までってなってるけど、
 平成は31年までなので
 新元号8年まで?
 
 渡りきった国道側のアンカレージも
 とても大きいです。
 こっちには展望台は無いですね。
 色も付いてなくて無味乾燥。
 
 あらためて見ると
 大きな主塔ですねぇ。
 この辺りは奥越高原県立自然公園で、
 恐竜化石が出る事で有名な
 手取層群などがあります。
 遠くの山には残雪が見えますね。

 [2018年4月現在]

橋の大きさは主塔間が203.22m、幅が4.2mです。
若生子大橋が架かる麻那姫湖は、麻那姫伝説の残る、真名川ダムのダム湖です。
真名川ダムは、1977年(昭和52年)に完成したアーチ式コンクリートダムです。
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