【中央本線-古虎渓旧線跡10〜14号トンネル 周辺図】
愛知県と岐阜県の県境を通る、中央本線の高蔵寺駅から多治見駅の間には、
中央本線開通時の旧線跡が、13ものトンネルと共に薮に埋もれています。

「13号トンネル」の西側のポータルは、月見センターに入る道の下に埋もれています。
その月見センターの北側の道に沿うように、「華立断層」と言う、
可児市南西部から多治見市西部にかけて走る断層があります。
断層を境に、西側に中生代の泥岩やチャート、東側には砂岩や凝灰岩と未固結の土岐砂礫層が分布しています。
ここは西側の地層が東側に乗り上げる逆断層であるために、西側が山地となっています。
断層に沿って断層破砕帯や湧水による湿地があるそうなので、
トンネル工事の際に落盤や湧水が発生したのも、この断層が関係していたのかもしれません。
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