【岐阜県・中津川市-たかだるの橋】
岐阜県中津川市加子母にあるトラス橋。名勝・付知峡のさらに上流にある橋です。
青字…ラピスのコメント ■黒字…作者のコメント

 
 付知から林道を通って
 渡合温泉に向かいます。
 9kmほどありますが、
 半分位は舗装されてますし、
 走り易いダートなので、
 難無く行けます。

 舗装路が終わり
 ダートを走って来ると
 2本並んだ橋がありました。
 一目で旧道の橋だと分かります。
 しかも立派なトラス橋ですよ!
 向こう側に滝も見える
 なかなかの絶景です。
 

 現道の橋の手前に
 自然休養林の看板があります。
 そこの右側から旧道に入ります。
 ここには林鉄が通ってたので
 林鉄の橋を車道に
 再利用した物かもしれません。

 
 車1台分の幅がありますが、
 車は通行止め。
 歩行者用です。
 
 こんな注意看板があった。
 欄干が古くてやばいそうです。
 鉄のバリケードがあります。
 
 親柱に名前が書いてあります。
 「たかだるのはし」
 「たかだる」とは、
 さっき見えた滝の名前です。
 「高樽の滝」と言います。
 
 隣は「付知川」
 ここも付知峡なのでしょうか?
 
 さて渡ってみましょう。
 木の欄干が二重になってる。
 橋の高欄の内側に
 もうひとつ柵があります。
 さっきの古くなった欄干は
 これの事みたいです。
 
 床板は木の板じゃなくて、
 角材が敷いてあります。
 これなら車が通っても
 大丈夫ですね。
 今は通れませんが…
 
 これが高樽の滝です。
 岩の崖の上から
 勢い良く水が流れてます。
 林道脇から
 川に下りて行ける階段があり
 滝の正面まで来ました。
 
 残念ながら河原には
 下りる事が出来ませんが、
 たかだるの橋の
 トラスを下から見れました。
 まあ、木が邪魔で
 ほとんど見えませんが…

[2017年6月現在]

山奥の秘湯・渡合(どあい)温泉は、ランプの宿として知られています。
そこに行くには、林道を通らねばなりませんが、
かつては付知森林鉄道が、温泉まで通っていました。
温泉客も林鉄を利用していたといいます。
今回の橋が、その当時からの物なのかは分かりませんが、
同じ景色の中を、林鉄に乗った温泉客の人達も眺めた事でしょう。
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