【岐阜県・可児川下流域自然公園のポニートラス橋】
岐阜県可児市の木曽川沿いの自然公園に、小さなトラス橋がありました。
青字…ラピスのコメント ■黒字…作者のコメント
 

 公園の名は、可児川下流域自然公園。
 名前は長いですが、
 カタクリ群生地で有名な公園です。


 愛知県から国道41号を北上して来て
 湯の華アイランドに向かう途中に
 公園の駐車場があります。
 公園の中を歩くとすぐ、
 小ぢんまりとした橋がありました。
 欄干で見辛いですが、
 赤いポニートラスです。
 
 これは上が丸くなった
 ボウストリングストラスだ。
 
 今日は3月下旬で
 そろそろカタクリの季節です。
 お花目当てのお客さんが
 すでに何組かいましたが、
 ここまで来る人はいなかった。

 ここを行くと
 元の場所に戻れます。
 
 横からは撮れないので
 斜め横から…
 可愛いトラスです。

 おや?下に何か見える?
 
 下は名も知らない川。
 向こうに広場がありますが、
 カタクリの花が群生してるので、
 立入り禁止なのです。
 なので横からは見れないのです。
 
 銘板を探しましたが、
 そんな良い物はありませんでした。
 あ!これは?
 塗装の記録だった。
 名前は……
 無かった。
 残念。
 
 しょうがないので
 もう一度斜め横から。
 橋は下からも支えられてますね。
 いわゆる「方杖」と言う形式です。
 …これはハイブリッドなのかな?
 トラスだけじゃ支えられないから?
 

 カタクリの花の季節は、
 4月からだそうですが、
 すでに咲き始めています。
 まだまばらですが、
 4月になれば
 一面の花畑になります。

 [2021年3月現在]


赤いポニートラスは、方杖という下部構を持つ、不思議な橋でした。
公園の中の雰囲気に合わせた橋なので、
ごついデザインには出来なかったのでしょう。
その為に、下に支えが必要になったのかもしれません。

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