【岐阜県・恵那市-城山の滝の吊り橋】
岐阜県恵那市串原にある、城山の滝の前に架かる吊り橋です。
青字…ラピスのコメント ■黒字…作者のコメント

 

 奥矢作湖の北側を通る
 県道403号線の途中にあります。
 Googleマップを見ていて
 偶然見付けた橋です。


 Googleマップでは、
 クリックした場所の情報が見れるけど、
 何気なく見たら沢山の画像の中に
 吊り橋の写真があったんですよ。
 これはラッキー♪
 さっそく行ってみた。
 県道のヘアピンカーブの途中に
 橋への入り口があります。
 

 急な階段を上がると、
 谷沿いの道が上流に延びて行きます。

 
 小さな橋をいくつか渡り
 県道から120mぐらい歩くと
 目的の吊り橋が見えてきます。
 ここまでは難なく来れますね。
 まあ、この先も
 問題は無いのですが。
 
 ここで橋に行く道と
 滝に行く道が分かれます。
 滝は左上に階段を上がって行きます。
 橋へはまっすぐ正面です。
 で、橋の下にコンクリが見えますが
 これは取水堰ですよ。
 「水利利用標識」と言う看板があり
 そこに中部電力とあった。
 発電用みたいです。
 
 なかなか味のあるお姿。
 発電所関連の吊り橋にしては
 木造部分が多いようです。
 主塔はおなじみの鉄骨製。
 アンカレージは岩の上に
 コンクリの塊をのっけて
 作られてます。
 

 では渡ってみましょうか。
 お約束のようにチェーンが…
 でも「通行注意」ですって?
 「禁止」ではないようだ。
 なので、ちょっとお邪魔しますよ。

 
 歩くと揺れます。
 でも無理して揺らさなきゃ大丈夫。
 危ない事はないですね。
 下を見れば取水堰。
 ちょっとした滝のよう。
 この川は「大平川」です。
 
 橋桁の床は、
 新しめな板で補修されてます。
 左右はネットで守られて安心だ。
 
 対岸には取水堰に行く為の
 通路がありますが、
 シャットアウトされてます。
 この手の施設の橋はたいてい
 通行禁止だけど、
 渡れるのはどういうワケ?
 
 振り返ってみれば
 上流に滝が見えます。
 「城山の滝」ですね。
 橋の上から滝を見物する為に
 通行を黙認されてるのかも?
 
 河原から見えるのは
 これぐらいですね〜
 川にはけっこう水が流れてるので
 真横からは無理です。
 対岸からは下りれないしね。
 
 さて、城山の滝とは何か?
 滝への階段を行ってみました。
 少し歩くと滝の近くに到着。
 谷の奥にありました。
 いい感じの滝です。
 滝の上の方の明るくなってる所は
 県道が通ってる場所ですね。

[2019年1月現在]


この取水堰は中部電力の施設です。
大平川より取水し、明智川発電所に送っているようです。
この発電所は、昭和10年に運用開始されてますが、橋はもっと新しそうです。
「城山の滝」は、戦国時代に上の山に「大平城」が築かれていたから付いた名前。

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