【愛知県・新城市-白鳥神社の沈下橋】
愛知県新城市の里山のの川に架かる沈下橋(流れ橋)
青字…ラピスのコメント ■黒字…作者のコメント
 

 場所は三河の山の中、
 鳳来寺山の西側、
 県道436号線沿いに架かってます。
 グーグルマップで見付けたネタだけど
 どんな橋なんだろうか?


 こんな橋だった。
 沈下橋って言うから
 コンクリの橋桁だと思ってたら
 板が1列に並んでるだけだった。
 対岸に神社があるので、
 そこに行く為の橋なのでしょう。
 

 県道から階段で下りると
 そこにすぐ板が…
 よく見ると板にワイヤーが付いてる。
 これはアレですよ、
 増水した時に板がはずれる
 「流れ橋」という種類の橋です。
 ワイヤーで流れて行かない
 ようにしているわけです。

 
 可愛い橋脚が4個立ってます。
 5径間の橋ですね。
 形がバラバラなのは何でだろう?
 真っ白の物は
 新しく作り直したんですね。
 
 では渡ってみましょう。
 板1枚なので狭いです。
 上を歩くと、少し揺れて
 ちょっと怖い。
 高さは無いけど
 落ちたら濡れるので
 それはヤダ。・
 
 下を流れるのは巴川です。
 透明度が高くて
 水の中がよく見えます。
 
 狭い板の上を慎重に歩いて
 最初の橋脚に着きました。
 普通の橋じゃあ
 こんな景色は見れないね。
 上流側は水の抵抗を減らす為に
 はじが鋭角になってます。
 さらに鉄板で補強されてる。
 

 何かへこんでいる所が
 あると思ったら
 文字が書いてあるじゃないですか。
 「58.12.吉日」
 これは昭和58年12月に
 橋が出来た という事ですね!

 

 さて、対岸までもう少し。
 渡りきるまで気が抜けないです。
 もうあとちょっとで地面のある所だ

 橋を渡るとすぐに
 神社の階段になります。
 この橋は神社の参道という事ですね。
 なかなかにスリルのある参道だけど。

 

 奇麗な水ですが、
 川の風景としたら、やや平凡?
 手前の橋脚は、グーグルマップに
 2018年の画像があったけど、
 その頃はまだ古い物でした。
 2018年中に
 洪水で壊れてしまったのかも。


 [2019年2月現在]


沈下橋の一種の、流れ橋という種類の橋です。
水害の時は、橋桁が外れて破壊をまぬがれる構造です。
白鳥神社(塩瀬白鳥神社)は、応永2年(1395年)創建と伝えられています。

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