【岐阜県・白川町-白川取水口の吊り橋】
岐阜県白川町のにあるダム湖の取水口に架かる、立入り禁止の吊り橋。
青字…ラピスのコメント ■黒字…作者のコメント
 

 場所は飛騨川にある
 上麻生ダムのダム湖の
 取水口の上にあります。
 国道41号線を走ると
 上を跨ぐように架かってるので
 すぐに分かります。


 天心白菊の塔を過ぎると
 すぐに上麻生ダムに着きます。
 青い吊り橋が
 よく目立ってますね。
 

 国道は車が沢山走ってますが、
 路肩が広くなってるので、
 歩いて近づけます。
 でも、注意は必要ですよ。

 
 橋に上がる為の
 階段がありますが
 反対側です。
 車が途切れるのを待って
 ささっと行きました。
 
 「立入禁止」
 まあ、知ってましたが…
 発電所関係の橋なので
 当然入れません。
 がっちり塞いでますし、
 国道を通る車から丸見えです。
 
 なので、この物件は見るだけ。
 階段を上がった所に
 何かの操作盤があります。
 こちら側には
 主塔は無いみたいです。
 
 ダム湖を跨いで
 対岸の取水施設に繋がってます。
 橋の下にあるのが
 白川取水口です。
 これは木曽川用水の為の物です。
 
 オール金属製で、
 車でも渡れそうなぐらい頑丈そう。
 対岸にはJR高山本線があり
 国道だけじゃなく
 鉄道も跨いでます。
 
 橋の下流にあるのが
 この上麻生ダムです。
 大正時代に出来た
 歴史あるダムです。
 ただ今放流中です。

 [2012年6月現在]


白川取水口の管理の為の吊り橋です。
白川取水口から取水された水は、木曽川用水を通して、濃尾平野に流されています。
上麻生ダムは、東邦電力によって大正15年に完成しました。
この上麻生ダムは、昭和43年のバス転落事故の際、救助活動の支援のため
上流の名倉ダムと共に、水位をゼロにする作戦を行いました。
その時の犠牲者の為の慰霊碑として、天心白菊の塔が建てられました。

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