【岐阜県・中津川市-仙樽橋】
岐阜県中津川市を代表する渓谷、付知峡には沢山の吊り橋があります。
青字…ラピスのコメント ■黒字…作者のコメント
 
 付知町には、
 あちこちに吊り橋がありますが、
 滝で有名な付知峡にも
 よさげな橋があります。
 駐車場から下りて「不動橋」を通り、
 お次の橋が今回の吊り橋です。

 谷沿いの道を少し歩くと
 東屋がありました。
 人がけっこう居ました。
 画面左下に美人な女性がいますが、
 何か写真を撮られてた。
 どうやら、モデルさんみたいです。
 階段のとこでポーズを取ってた。
 おかげで私が橋の撮影を出来なかった。

 

 階段を上がって来ると
 橋桁が目の前に・・・
 板が新しい〜
 ここも補修されてますね。
 安全に渡れますが、
 風情には欠けます。
 この橋も3人以上同時に渡っては
 ダメだそうです。
 でも、例の撮影隊ご一行が
 3人で渡ってた。

 
 先程の「不動橋」より長い橋です。
 ちょっと早足で歩くと
 いい感じに揺れます。
 むろん無理矢理に揺らしてませんよ。
 
 下は中々よさげな渓流です。
 「仙樽の滝」という滝があるのですが、
 橋の上からは見えませんね。
 でも、滝の音は聞こえます。
 下の河原は岩だらけ。
 これは上流側を見てます。
 
 橋の中間あたりです。
 床板は新しいです。
 メインケーブル・耐風索・
 高欄のワイヤーと
 ワイヤーだらけだ。
 中々にぎやかな事になってる。
 

 そう言えば、主塔の構造って
 不動橋と同じです。
 こちらの方が背が高いけど。

 
 こんな所に立派な
 木の銘板があります。
 達筆な字で「仙樽橋」。
 実は2枚目の写真にも写ってるけど、
 暗く潰れててよく見えません。
 で、すごい汚れてます。
 これって元々主塔に
 掲げてあったんでしょうか?
 

 橋を渡って、
 アンカレージの前から撮影。
 橋までのアプローチは
 階段になってますが、
 昔はこんなの無かったんでしょうね。
 板張りの床の手前は
 石を並べた階段です。
 以前はこんな感じの道だったのかも?

 
 アンカレージが階段の一部になってます。
 大きな橋の割に小さいですが、
 地面の下にでっかいコンクリが
 埋まってるのでしょう。
 その向こうには遊歩道の続きです。
 ここを上がって行くと、
 駐車場に引き返す道と、
 キャンプ場に行く道の分岐する所に
 出ます。
 
 ここでは滝を見るために
 河原に下りる事が出来ます。
 橋の真下を通って
 河原に来ると…
 高い!
 橋桁があんなに高い所に…!
 
 では、仙樽の滝を見に行きましょう。
 河原には大量の岩が
 転がってますが、
 崖のふち沿いに歩けます。
 紅葉の名所だと言いますから、
 ここも秋には素晴らしい景色になるに
 違いありません。
 秋にもう一度来なければ。
 

 「仙樽の滝」がありました。
 勢い良く水が落ちてます。
 写真じゃ遠いけど、
 近くに行くと、凄い迫力だそうな。

[2013年5月現在]


付知峡のある阿寺山地は、阿寺断層の隆起によって出来た山地です。
断層の北東側が500〜800m程隆起した山地であり、
火山噴出物が積み重なって出来た、濃飛流紋岩が広がっています。
その濃飛流紋岩を、付知川が削って出来たのが付知峡です。

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