【岐阜県・揖斐川町-サガド橋】
岐阜県揖斐川町坂内にある、国道303号線脇の廃橋梁です。
青字…ラピスのコメント ■黒字…作者のコメント

 
 国道の橋のすぐ横にある
 廃物件なので、
 国道の旧道の橋のようですが、
 はたして旧道の橋なのでしょうか?

 今回の橋の場所は、
 道の駅「さかうち」から西に
 2.4kmくらい行った所です。
 そこから国道の旧道に入り
 すぐに分岐があります。
 この写真は東側を写してます。
 分岐は右側にです。
 
 では、西を向いて…
 これが分岐です。
 この先に例の橋があります。
 雑草に覆われていて、
 廃道の雰囲気です。
 旧道の方も荒れてますがね。
 
 路面はすっかり落ち葉に
 埋もれてます。
 滑る黒い苔が生えてるので、
 注意して歩きます。
 
 橋は高欄も親柱も無い
 現代的なあっさりとした物です。
 ガードレールしかありません。
 この橋は金属製の橋桁で、
 プレートガーターという
 形式のようです。
 
 親柱は無くても銘版はあった。
 「サガド橋」
 “さがど”って何?
 漢字で書かれた銘版が無いので
 地名なのか、
 伝説にちなむのか、
 よく分かりません。
 
 誰も渡る人が居ないのにきれいな路面。
 前に見える国道に行けるようですが
 実際は壁にぶつかって
 行く事は出来ません。

 前にある大きな橋は、
 国道の「サガド橋」です。
 
 こちらの銘版には、
 「昭和56年12月竣功」。
 けっこう新しい橋でした。
 
 反対側の銘版には
 「さがどはし」。
 それにしても
 よくぞ残っていてくれた。
 
 橋を渡り切ると
 すぐに終了。
 国道の擁壁が立ち塞がってます。
 踏み跡すらなくて、
 どこへも行けません。
 
 国道の「さがど橋」から
 橋の全体を撮ってみた。
 左奥には砂防ダムがあります。
 魚道も備えた本格的な物です。

[2016年11月現在]

この橋は、国道303号線の旧道じゃなくて、
旧道から対岸の耕作地に行く為の橋だったのでしょう。
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