【岐阜県・中津川市-付知のインクライン】
岐阜県道359号線の旧道の側で見付けた、まさかのインクラインです。
青字…ラピスのコメント ■黒字…作者のコメント
 

 県道の旧道はレポート
 見てもらうとして、
 旧道の南側にあるパーキングスペースの
 すぐ横にインクラインはあります。


 パーキングスペースにバイクを置いて
 さあ、探索にまいりましょう
 って時に
 視界のすみに何か変な物が…
 ナニコレ?
 箱にトタンが被せてあるの?
 それに妖怪ポストみたいなのがあるし。
 

 何気に近寄って見たら、
 こんな所にレールが…!
 ケーブルカー?
 いや、これはインクラインだ!
 なんでこんな物があるのかと思えば
 斜面の上の方に家が建ってます。
 そこまで物資を運ぶためですね。

 

 
 もっとよく見ましょう。
 箱の後ろに板があって
 これが車止めになってますね。
 ポストの下の白いBOXが
 どうやら巻き上げ機のスイッチのようです。
 ・・・これ、今でも使えるんだろうか?
 ポチッと押して動いたら困るし、
 巻き上げ機のスイッチじゃなくて
 インターホンかもしれません。
 「ご用は?」とか言われても困るし。
 
 斜面を登って行くレールと
 人が通る為の階段があります。
 レールは木で組まれた土台に載っており
 終点には駐車場の様な屋根があります。
 上に行ってみたいけど、
 他人の家の敷地に
 勝手に入る訳にいかないので、
 ここから見るだけにします。

 [2012年4月現在]

インクラインとは、ケーブルカーの様に急斜面にレールを敷いて物資を運ぶ鉄道です。
大規模なものでは、滋賀県の琵琶湖疎水の蹴上インクラインが有名です。
今回の物件は、個人で造ったものらしく、ずっと小規模の物で、
これで何を運んでいたのか、今でも現役なのかは不明です。
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