【静岡県・浜松市天竜-織姫橋】
静岡県浜松市天竜区龍山町にある白倉峡には、清流・白倉川に架かる吊り橋があります。
青字…ラピスのコメント ■黒字…作者のコメント
 
 国道152号線から、県道361号線に入って、
 細い道を延々走ると白倉峡に着きます。
 ただし愛知県からだと、
 東栄町から県道9号線を使うので、
 途中はちょっと大変ですよ。

 龍山青少年旅行村を過ぎて
 少し走ると白倉峡です。
 ここはいちばん西側にある駐車場。
 広くてトイレもあってオススメです。
 トイレの横から
 渓谷に降りる階段があります。

 
 いきなり禁漁区のあお出迎え。
 まあ、私には関係無いですがね。
 でも魚を見たら
 我慢出来ないかもしれません。
 ネコだけに( ̄▽ ̄)www
 さて、冗談はさておき
 降りて行きましょうか。
 
 階段の先にはすぐに橋があります。
 でも吊り橋じゃない。
 鉄骨を並べた鋼鉄の橋です。
 H鋼ってやつですか?
 崖の岩肌が迫力がありますが、
 白い崖と書いて「しらかけ」
 と言います。
 
 川沿いの崖の上を
 少し歩くとお次の橋です。
 今度は短い橋です。
 渡った先には
 九十九折れの階段が待ってます。
 ここでいったん上に上がりますが、
 渓流はよく見えず。
 
 と思ったら、
 立派な滝があった。
 「金山の滝」と言います。
 本来はもっと
 水量が多いみたいですよ。
 

 再び階段で
 渓流まで降りて来ました。
 3本目の橋「しぶき橋」です。
 高欄が仮設みたいな感じで
 ネットが張ってあります。
 すでに3年たってるので、
 今は分かりませんが。

 (レポートは2016年公開)

 
 ここにも立派なのがあった。
 「箱淵」
 こういうのは階段滝と言うそうな。
 今日は勢いがなくて
 本気を出してないのでしょう。
 でもキレイ。
 

 ようやくお目当ての
 吊り橋に辿り着きました。
 赤い吊り橋が
 緑に映えます。
 「織姫橋」です。

 
 アンカレージには
 メインケーブルが
 金属製のパーツで
 繋がってました。
 
 メインケーブルには
 こんな札が下がってました。
 「定員十名」
 さすが観光地なだけあって
 10人渡っても大丈夫です。
 
 橋は観光地ある
 丈夫そうな物です。
 床板は木の板なので
 雰囲気を壊しません。
 左側にある木造のデッキは
 滝を見物する為の物です。
 
 渡ってから
 振り返ってみた
 ここにも滝があった。
 今は新緑の季節ですが、
 秋には綺麗に紅葉する、
 紅葉の名所だそうです。
 
 こんな所に扁額が…
 赤文字に白い縁取りとは
 なかなか凝っています。
 右はじに小さな文字で
 「龍山村観光協会
  平成十年」とある。
 
 さっきのデッキからの
 眺めがこれ。
 「機織り渕」です。
 深山幽谷といった雰囲気。
 緑の風景の中の
 赤い吊り橋がステキ。

[2013年5月現在]

白倉峡は遠州屈指の紅葉の名所です。そこに架かる橋たちを紹介しました。
吊り橋は機織淵に架かっています。なぜ「機織」なのかは分かりませんが、
滝の流れる音が、機を織っているような音に聞こえるからかもしれません。
「織姫」も、そこからの連想なのかも?
ちなみに、デッキにあった看板には「機織渕」と書いてありました。
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