【国道256号線廃橋梁-紅葉橋・線形改良廃道周辺図】
国道256号線の廃橋梁と、線形改良廃道の周囲の地図です。

岐阜県の白川町の辺りは、昔から交通の便が悪い地でした。
人々はきつい山道を徒歩で、また馬に荷物を載せて越えて行きました。
国道が開通してからは、ずいぶん便利になりましたが、古い峠道で商売をしていた人は商売あがったりです。

岐阜県の白川町の辺りは、南部の花崗岩やチャートではなく、流紋岩と言う火成岩で構成されています。
火成岩とは火山から噴出した火山灰などが固まった岩石の事です。
白川町の一帯は濃飛流紋岩と呼ばれる、岐阜県の1/4程の広大な地域を覆っている巨大な岩体の一部です。
約8000万年前に大規模な火砕流が噴出し、それらが2000万年程の時間をかけて堆積した物です。
その規模は、雲仙普賢岳の火砕流とは比べ物にならない程、超巨大なものだったと言います。
その噴出物は厚さ500〜1000mの岩体となっており、それが20枚程積み重なっているそうです。
あまりにスケールが大きくて、想像すら出来ません。
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