【愛知県・犬山市-木精橋】
愛知県犬山市の公園にあるトラス橋で、オール木製の橋。
青字…ラピスのコメント ■黒字…作者のコメント

 
 尾張パークウェイの南側には、
 2つの公園の間に架かる
 木造のトラス橋があります。
 偶然見付けた橋ですが、
 これって本物の木造橋なのかな?

 日本モンキーセンターの東側に
 ひばりヶ丘公園と
 小野洞砂防公園があります。
 その2つの公園に架かる橋が
 「小野洞砂防公園連絡橋」こと
 「木精橋」です。
 左の看板によれば、
 日本一大きい木製トラスだそうです。
 

 上だけ見てもトラスらしさは
 感じませんね。
 よ〜〜く見ると
 真ん中あたりが下がってるのが
 分かります。

 
 親柱の上には、
 こんな立派な街灯が立ってます。
 昔のガス灯みたいだね。
 
 ちょっと横からだと
 トラスの橋桁が見えます。
 大正や昭和初期の橋のような
 雰囲気のデザインです。
 
 橋の下にもぐって
 トラス部分を観察します。
 本当に木だけで造られてるんだ。 
 ベイマツってのを使ってるそうな。
 
 橋は橋台にどっかり載ってます。
 コンクリの土台には
 石が貼付けてあり、
 「自然」な感じが演出されてる。
 
 真下から。
 けっこう複雑な構造になってる。
 

 2つある公園の
 ひばりヶ丘公園側になります。
 すごく長いすべり台があり、
 子供と遊ぶにはぴったりらしいです。
 広い駐車場もあるので、
 木精橋を見に来るなら
 そこに駐車をすればいいですよ。

 
 こっちは小野洞砂防公園側です。
 色々な砂防ダムがあり、
 砂防の方法が紹介されてるそうです。
 橋の西側には犬山浄水場があります。
 
 さあ、もう帰ろうかって時に
 ジェット機の音がしたので
 旅客機かと思ったら…
 P-1哨戒機じゃないですか。
 初めて見た。
 岐阜基地から飛んで来たのかな?

[2019年2月現在]


「木精橋」はベイマツの集成材を使用した、全長36m、幅2.5mの橋です。
ジョイント部分は、ドイツより技術導入した、
埋め込み式ハンガー金物が使用されています。1995年6月竣工。

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