【静岡県・浜松市-宮下橋】
静岡県浜松市天竜区の国道362号線沿いにある、車も通れる生活吊り橋。
青字…ラピスのコメント ■黒字…作者のコメント
 
 吊り橋王国静岡には、
 実に多くの吊り橋があります。
 これもそんな橋のひとつ、
 生活の為の橋です。

 国道からもよく見えます。
 この地方ではお馴染み?の
 赤い吊り橋です。
 すごい目立ってます。
 これは対岸の茶畑に
 行くための橋でしょうか?
 
 アンカレージのコンクリは
 背が低め。
 これは、車のドライバーに
 圧迫感を与えないためだろうか。
 いや、それなら
 全部地中に埋めた方が…
 でもそれだと、ケーブルに
 車をぶつけそうだね。
 
 アンカレージには
 色んな情報が書かれた
 銘版が付いてます。
 「単径間無補剛吊橋」
 「橋長38m」だそうです。
 後はよく分からない数字です。
 
 主塔の親柱的な場所には、
「宮下橋」の銘版が。
 これは地名から?
 地図を見ても
 近くに神社はありません。
 
 右側の銘版には
 「平成2年3月竣工」
 ああ、最近ですね
 ─って、もう25年も前だ!
 四半世紀ですよ。
 …昭和も遠くなった…
 

 では気を取り直して
 渡ってみましょう。
 車が通れる橋だけあって、
 揺れはしませんね。
 とは言え、無補剛なので、
 車が通ると揺れるかも?

 
 橋を渡って振り返ると
 国道が見えます。
 実にのんびりした風景です。
 1.5tまで大丈夫みたいだけど、
 大きなミニバンだと
 重量オーバーなような…
 
 対岸のアンカレージも
 背が低いです。
 
 橋桁の裏側は
 鋼材でがっちりと
 補強されてます。
 これなら車で通っても安心だ。
 そう言えばこの橋って、
 耐風索がないけど、
 台風の時は大丈夫なものなの?

[2015年8月現在]

国道362号線は、天竜川と大井川を結ぶように通っています。
その途中には、いくつかの吊り橋が架かっていますが、この宮下橋もそのひとつです。
道ネタ「橋梁」TOPへ…