【静岡県・森町-三倉のH橋】
静岡県袋井市の北の方、森町三倉で見付けた小さな橋。
青字…ラピスのコメント ■黒字…作者のコメント
 

 きゃーーーっ えっちぃ!
 じゃなくて
 新しく出来た県道の横の川に
 小さな橋が2本架かってました。
 ひとつは水管吊り橋で、
 もうひとつは金属製の橋だった。


 県道58号線を走ってると
 吊り橋がありました。
 まあ、一目で水管橋だって
 分かりましたが、
 問題はその隣の橋ですよ。
 歩行者用の橋だけど、
 何か細いです。
 

 これは…
 H鋼を横倒しにして
 橋桁にしてあるんだ。
 いや、H型なので
 これで正しい向きなのかな?

 

 河原に下りる階段の途中に
 H橋が架かっております。
 下を流れるのは「三倉川」。

 
 階段のステップの幅より
 橋の方が広いので、
 鉄の板で支えております。
 よく見ると、
 橋の角が丸めてあって
 設置者の気遣いが
 感じられます。
 
 では、渡ってみよう。
 幅は30cmくらいだろうか。
 高欄や手すりなど無くて、
 バランスを崩したら、
 即ドボンですよ…!
 川は浅いので、
 バシャンぐらい?
 
 こんなに狭い橋なので、
 揺れるかと思いましたが、
 頑丈なので
 ぐらぐらする事は無かったです。
 それでも慎重に行かねば。
 ここは中間地点の橋脚です。
 2本のH鋼が、チェーンで
 繋いであります。
 
 対岸はただのブロックの護岸です。
 でも、金属のパイプが付いてる?
 よく見たら手すりだこれ。
 それに左下の三角の部品は
 階段の一部じゃないですか。
 かつてはここに金属製の
 階段があったようです。
 
 橋脚はボロボロで
 鉄筋が剥き出しに
 なってたので、
 結構古い橋かもしれません。
 対岸の山の中に民家があるので
 そこの住人の為の橋なのでしょう。
 
 河原から見てみました。
 川に架かる歩行者用の橋は
 いくらでもありますが、
 これは、ちょっと良い橋ですね。

 [2017年8月現在]


橋の中間にある、橋脚の幅が橋の幅より広いので、
元々は違う橋が架かっていたのかもしれません。

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