【静岡県・天竜水窪-戸中橋】
静岡県浜松市水窪にあるダム湖に架かる赤い吊り橋です。
青字…ラピスのコメント ■黒字…作者のコメント

 
 水窪の町から水窪川を
 さかのぼって来ると、
 水窪ダムに行けます。
 そこのダム湖の上流には
 大きな吊り橋があります。

 大きなダム湖沿いの道は
 どこも舗装されてると思いましたが
 ここは途中からダートになりました。
 幅は広くフラットで走り易そうですが、
 分厚い砂利のせいで走りにくいです。
 それにダンプも走ってるよ!
 ダム湖に溜まった土砂の運搬の為です。
 で、今回の橋はこれです。
 

 コンクリ主塔です。
 道もここだけ見てると
 よさそうですが、
 ダンプやそれ以外の車も通るので
 注意が必要です。

 
 主塔はコケまみれですが、
 銘版はちゃんとあった。
 「とちゅうばし」
 
 隣は
 「竣功昭和四十五年二月二十五日」
 みたいです。
 「竣功」が最初にあるのは
 珍しいかも?
 
 さて、渡ろうと思ったら、
 いきなりこれだ。
 すごい雑草まみれ。
 まるで廃物件みたいだ
 まあ、渡るんですがね。
 
 雑草があるのは最初のうちだけ。
 後はご覧の通り。
 廃物件じゃなくて、
 単に管理がおろそかになってた
 だけでしたね。
 大きな橋なのでさほど揺れません。
 
 橋の下を流れるのは
 「戸中川」です。
 ダム湖のバックウォーターと言う
 場所なので水は無いですが、
 土砂で川幅が広がってます。
 これはダムの方を見てます。
 
 電力会社が造った橋なのか、
 床板は木じゃなくて
 エキスパンドメタルです。
 下が丸見えになってます。
 河原は広いですが、
 川の流れはこれだけです。
 水量が増えれば、
 川幅いっぱいになるでしょうが。
 
 対岸の主塔は、
 木々に埋もれてます。
 アンカレージは
 一段高くなった所にあります。
 
 アンカレージの前には
 ブロックの擁壁があって
 近くまで行けなさそうだったが、
 横から上がってこれました。
 どういう訳か、
 左右のブロックがずれていた。
 
 河原に下りてみました。
 だだっぴろい河原を
 赤い橋が横切ってます。

[2017年5月現在]

「戸中橋」は昭和45年2月25日に出来た、トラス補剛吊り橋です。
渡った先には山道がありますが、どこに行くのかは分かりません。
戸中川の上流には、まだ吊り橋が3本架かっています。
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