【愛知県・県道59号線旧道-旧・千石橋】
愛知県清須市土器野の県道沿いにの旧道に残る小さな橋です。
青字…ラピスのコメント ■黒字…作者のコメント

 
 新川沿いを通る
 県道59号線沿いに
 気になる橋がありました。
 現道は名鉄の線路の下を
 くぐって行きますが、
 堤防の上に旧道が残ってます。

 まずは北側から
 見てみましょう。
 2車線は充分にある幅です。
 現道はここのすぐ前で
 右によけて行きます。
 旧道の一部が
 車が数台停められる
 スペースになってます。
 

 県道の歩道からも
 行けますが、
 新川沿いの遊歩道から
 行ってみましょう。
 階段を下りて少し歩くと
 旧道橋が見えます。

 
 再び階段で
 堤防の上に来ました。
 コンクリ製の小さな橋ですが、
 車がすれ違えられる位の
 幅はあります。
 橋の下の水路を見ると、
 扉で塞がれてます。
 これは、用水なのかな?
 
 現道との位置関係は
 こんな感じ。
 橋の横の青い物は
 水門を扉を開閉する為の
 施設みたいです。
 で、銘版はありませんね。
 
 渡って振り返ると
 こんな感じ。
 アスファルトがきれいなので
 まだ現役に見えますよ。
 
 新川の方の銘版も
 ありません。
 手前には謎の石柱が…
 
 現道側の親柱は
 鉄筋剥き出しになってます。
 でこぼこの無い
 古いタイプの鉄筋です。
 こちらにも謎の石柱がある。
 背後に見えるのは
 名鉄須ヶ口駅の車両基地です。
 
 橋の前から
 南側を見てみた。
 真っすぐ進むと
 県道に合流します。
 向うに見える橋は
 県道126号線の新川橋です。
 
 橋から北側に行くと
 名鉄本線にぶつかります。
 ここにはかつて
 踏切があったのでしょう。
 
 川沿いの遊歩道にも
 旧道橋と同じ川を渡る
 橋があります。
 そこの橋の名前が
 「千石橋」なので、
 旧道橋を旧・千石橋
 としてあります。

[2018年1月現在]


県道59号線の旧道には、小さなコンクリ橋が架かっています。
現在橋の下には水門が作られていて、門と橋の間は石垣で埋められています。
1968年の地形図を見ると、名鉄本線をくぐる車道が書かれてないので、
1968年(昭和43年)ぐらいまでは現役だったと思われます。
ちなみに、遊歩道にある「千石橋」が昭和43年9月に出来ています。

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