【岐阜県・県道58号線-袋坂峠旧道 周辺図】
岐阜県・県道58号線の旧道と袋坂峠の周囲の地図です。

その昔は、飛騨街道として美濃の人々の生活を支えた、県道58号線。
大正9年には県道認定第1号として、県道1号岐阜富山線になりました。その後も、大正12年の郡制の廃止をへて、
昭和27年道路法改正に基づく県下道路網の再編成により、この県道1号線は
国道156・248・41号線と県道58号線に分けられました。県道58号線は主要地方道として発展しましたが、
昭和63年袋坂トンネルが開通すると、旧道化した峠道はまったく使われなくなりました。
今は歴史の表舞台から消え、忘れられた峠として余生を送っています。
こんな山奥の峠道も、昔は岐阜〜高山間の人や物資を運ぶ道として、活躍していました。
大正2年には、濃飛自動車によりバスの運行が始まり、一日一往復で岐阜〜高山間を10時間程で行き来してました。
袋坂峠では急な坂を越えるため、乗客が降りて後ろを押したと言います。
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