【岐阜県・美濃市-小倉隧道／美濃橋 周辺図】
岐阜県美濃市の小倉公園そばには、大正時代に造られた小さな隧道と、現存最古の近代吊り橋があります。

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美濃市は郡上街道が通っていた事もあり、江戸時代には栄えていました。
小倉隧道の近くには、上有知（こうずち）湊という川湊の跡があります。この湊は慶長6（1601）年に、
領主・金森長近によって造られました。ここには岐阜県に2つある灯台の1つが有ります。
しかし、鉄道開通に伴い上有知湊は廃止されました。湊が廃止されたため「渡し」もなくなり、代わりに架けられたのが、
大正5（1916）年に建設された、長さ113mの吊り橋、「美濃橋」です。
その美濃橋も、後に建設された「新美濃橋」により、現在は歩行者専用の橋になっております。
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