【静岡県・天竜水窪-気田川巡視路吊橋】
静岡県浜松市天竜区水窪の山住の山の中、気田川に架かる巡視路吊り橋です。
青字…ラピスのコメント ■黒字…作者のコメント

 
 県道389号線沿いに流れる
 気田川に架かってます。
 水窪町の市街地から来ると、
 隧道を2つくぐった
 先にあります。

 県道389号線沿いは
 明神峡と言う峡谷ですが、
 県道上からは
 よく見えませんね。
 でも、狭い道なので
 よそ見は禁物です。
 そうこうする内に
 現地に到着しました。
 

 ここは道のすぐ横が峡谷なので
 主塔は路肩に立ってます。
 巡視路の橋なので
 ここも金属製の主塔です。

 
 「河川占用許可票」があった。
 「巡視路吊橋」と書いてありますが
 名前ではないようです。
 下に数字がありますが、
 橋の長さではないですね。
 
 床板は木の板でした。
 古そうですが
 問題無く歩けます。
 揺れ方は穏やかに
 揺れる程度です。
 勿論飛び跳ねてはいけません。
 
 対岸も山が迫ってます。
 この橋が無かったら
 対岸に渡るのは不可能ですね。
 
 アンカレージは
 斜面に張り付くようにあります。
 その横には、
 電柱のような物が立ってます。
 
 ちょっと巡視路に上がって
 そこから撮ってみました。
 中々の崖っぷちです。
 
 橋を堪能したところで、
 明神峡の方も
 見てみましょう。
 これは下流の方です。
 い〜い景色です。
 
 上流側には
 小さな滝があります。
 橋の上は
 まさにビューポイント。
 秋は紅葉が素晴らしいそうです。
 
 滝をよく見ると
 岩が面白い模様になってる。
 これは褶曲と言う物で、
 地層が板状に重なってます。
 明神峡では、
 こんなのが他でも見れるよ。

[2017年7月現在]


中部電力の巡視路橋は、気田川の明神峡に架かってます。
明神峡は、中央構造線の三波川変成帯にあり、結晶片岩による褶曲構造を見る事が出来ます。
気田川の河原では、特徴的な縞模様が素晴らしい景観を作っています。

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