【国道158号線旧道-新軽岡峠/旧々道-軽岡隧道 周辺図】
軽岡峠には現道の軽岡トンネル、旧道の新軽岡峠、そして廃道の旧軽岡峠の3世代の道があります。

国道158号線が三谷川に沿って、大きく“S字”を描いていますが、
これは荘川町を斜めに横切る「三尾河断層」のおかげです。
三谷川の西側が隆起しているため、山に沿って国道が迂回しているのでしょう。
国道257号線の横にある「魚帰滝」は、数千万年前にマグマが固まった火成岩で出来ていて、
硬い岩盤を流れ落ちる幅の広い滝は、小さいながらも見事な景観を作り上げております。
軽岡峠も火成岩である花崗岩で出来ており、風化作用を受けてぼろぼろの状態になっています。
それと、新軽岡峠を通る旧道の線形が、波打つような細かいカーブの連続した形なのは、
元は林道であったためかもしれません。
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