【長野県・平谷村-旧・一の渡橋】
長野県平谷村を通る国道418号線から、少し脇道に入った所に、ひっそり架かる旧道橋です。
青字…ラピスのコメント ■黒字…作者のコメント
 

 地図見ていて
 怪しい旧道橋を発見したので、
 さっそく探索だ!
 探索は大げさか…


 おなじみの国道418号線から
 平谷高原の看板の所を曲がって
 500mくらい来ると
 今回の橋に着きます。
 現役の橋は右側で、
 廃橋梁は左の薮の中ですね。
 ちなみにこの写真は
 国道側を向いてます。
 
 道の真ん中に木が生えてる。
 完全に通行が無いんですね。
 路面にも土がかぶっていて
 ダートになってます。
 これは花崗岩が風化したものです。
 白っぽいのは石英です。
 
 これはもう完全な廃物件です。
 「ほだ木」らしき丸太が
 ガードレールに立て掛けてある。
 それがかえって侘しさを
 醸し出してる。
 
 現道側のガードレールも
 サビサビで物悲しい。
 幅も現道橋と
 たいして変わらないのに、
 ちょっとの差で
 廃止されちゃったんですね。
 
 旧橋を横から見てみると、
 橋桁と橋台は
 オールコンクリ製です。
 川はゴツイ岩だらけ。
 ゴーロと言う状態。
 これは花崗岩?
 

 と言うわけでもうお終い。
 小さいながらよい廃物件でした。
 利用価値も無いのに
 残ってるのって、
 撤去に沢山のお金がかかるため?
 予算が付き次第取り壊されそうだ。
 見るなら今の内?


 [2015年10月現在]


出来るだけカーブを緩くするために、線形改良された旧道の小さな橋です。
現道の橋が平成3年12月竣工なので、廃道歴が24年になります。
路面の上に、雨で流されて来た土砂がたまっているのがいい雰囲気になっています。
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