【岐阜県・県道68号線-中野方峠廃道群2】前編
岐阜県の恵那市と美濃加茂市の間の、中野方峠に残っていた険道が改良されました。
青字…ラピスのコメント ■黒字…作者のコメント
 
 峠から南側には、
 細くて急カーブが続く
 険道が残ってましたが、
 ようやく改良されました。
 そこには廃道がたくさん
 出来てました。

 県道68号線を
 峠に向かって上がって来ると
 峠の手前に
 ヘアピンカーブがあります。
 前回の廃道レポートは
 ここからスタートしましたが、
 今回もここからレポを始めます。
 カーブの向うに怪しい道が…
 
 ここがかつての県道68号線。
 ほんの2年ぐらい前まで
 現役だった道です。
 ポールが立っていて
 車は通行止めです。
 通り抜けられない?
 
 まだ2年しか経ってないのに
 路面は落ち葉だらけ。
 でもまだ旧道レベルです。
 現役と言っても通じそう?
 
 そういえば、
 側溝が新しいような気がする。
 あ、現道のすぐ横を通るんだ…
 って、道が無くなってる?
 

 道じゃなくて、
 側溝のふたになってしまった。
 もうお終いか。
 でも、まだ行けそうなので
 先に進みます。

 
 50mぐらいで
 道が復活しました。
 確かにこれじゃ車は通れないね。
 

 さて廃道探索の続きです。
 路面はさらに荒れてます。
 落ち葉や枝で埋まってます。
 2年前までは・・・

 
 荒れてると言っても
 車は普通に通れそう。
 現道との境を
 ガードレールとかで
 塞がないのは、
 側溝や電線があるからですね。
 
 道が落ち葉で埋まってる他に
 特に荒れてませんでした。
 この廃道も
 先の坂を上がればお終いです。
 
 現道との差を埋める為に
 旧道は坂になってます。
 この部分は新しく造ったので、
 まだきれいです。
 
 現道に出て、
 旧道と現道の様子を見た。
 旧道はストンと下がっていて
 道が無いように見えます。
 それにしても新しい道は
 明るいねぇ。
 
 では次の廃道です。
 どこにあるだろうと
 少し歩いたら、
 道の外にあった。
 こっちはガードレールで
 塞がれてますよ。
 
 ガードレールを越えて
 坂を降りて来ました。
 ここも電柱があるので、
 完全に捨てられたりしません。
 何事も無かったように
 道が続いてる。
 
 少し歩くと
 カーブしてます。
 この先はすぐに現道になります。
 
 はい、お終い。
 やはりここもポールが立ってます。
 車が入って来ないので
 どこも落ち葉だらけ。
 
 現道は旧道を横切ってます。
 旧道が現役時代は、
 右側は森でした。
 今はすっかり開けてる。
 旧道が白日の下に
 さらけ出されてる感じ。
 “白日の下”の使い方を
 間違ってますが( ̄▽ ̄)
 
 隣を広い道が通ってるので、
 広々としてる。
 以前はもっと薄暗かったのに、
 この変わりよう。
 

 旧道は現道に交わる事無く
 左にカーブしてます。
 正面の法面の右にあるのは
 林道の入口です。

 廃道はまだまだ続きます。

[2017年1月現在]


久しぶりに通りかかったら、いつの間にか改良工事が終っていました。
廃道後そんなに時間が経ってないのに、
すでに廃道の雰囲気が満点になっています。
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