【岐阜県・可児市-誘い橋】解体編
岐阜県可児市の市街地にある、「歴史と文化の森」に架かっていた、木造吊り橋。
青字…ラピスのコメント ■黒字…作者のコメント
 

 珍しく町中に架かる
 吊り橋でしたが、
 撤去されると言う情報が…
 どうなってるか
 見て来ました。


 「誘い橋を解体しています」
 本当に解体してた。
 すでに無くなってますよ!
 サイトを見てくれた人からの情報で、
 来てみたらこの有り様。
 

 主塔があった場所には、
 立入り禁止のフェンスが立ってます。
 親柱だけ残ってるのは、
 記念に残されてる?

 
 フェンスの張り紙に
 何が書いてあるのかと見たら、
 古墳への迂回路だった。
 古墳に行く人なんて
 そんなに居ないだろうに
 律儀なことです。
 
 橋台だった所。
 思いのほか大きかった。
 主塔を留めていたボルトも
 そのまま残ってます。
 

 古墳がある側の橋台跡ですが、
 斜面が掘ってあって、
 ブルーシートが被せてあります。
 これ何だろうかと思ったら、
 ここに階段を作るつもりじゃ…
 確かに、
 ここに階段があった方が便利だしね。


 [2017年1月現在]

 

 もう工事も終わってるだろうと
 2
ヶ月後に再びやって来ました。
 すっかり出来上がってますよ。
 やっぱり向かいの斜面には
 階段が作られてます。

 

 何か違和感を感じたので
 周りをよく見たら・・・
 あ!
 橋の名前がナイ!!
 名前のあった所が埋められてる!
 記念に保存されてる訳じゃないの?
 なんか、ヒドイですね。

 
 まだ真っ白のコンクリ製の
 階段を上がって来ました。
 段の部分がコンクリの偽木で、
 なんちゃって木造になってました。
 階段の周りもコンクリで固めてあるけど、
 土のままにすればいいのに。
 階段は景色から浮いてしまってますよ。
 [2017年3月現在]

 在りし日を偲ぶ…


どういった理由で解体されたのか、調べても分かりませんでした。
木材の耐久性の問題があったのかもしれません。
「歴史と文化の森」にある「身隠山古墳」は、4世紀後半に造られた2基の円墳の総称です。

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