【静岡県・浜松市天竜-旧・筏戸橋】
静岡県浜松市天竜区春野町を通る、県道263号線の旧道に架かる、ポニーローゼ橋です。
青字…ラピスのコメント ■黒字…作者のコメント
 
 コンクリートのローゼ橋は、
 長野県などに沢山ありますが、
 こんなに小さな物は
 見た事なかった。

 春野町は秋葉山の
 東側にあります。
 国道362号線から
 県道263号線に入って、
 しばらく走ると…
 あった。これだ。
 
 いったんスルーして
 旧道分岐から探索します。
 ここらは中々に広くて
 車も通れそう。
 しかし、車は通り抜け
 できないって看板が…
 まあ、出来ませんがね。
 
 こういうのが旧道らしい。
 この先はまさに、
 この標識通りになってました。
 

 アスファルトに
 雑草が生えていて、
 全然使われてないのが
 よく分かる。

 あれ?主塔?
 これ吊り橋?

 
 なんと、こんな所に
 旧々橋がありました。
 しかも吊り橋。
 コンクリ主塔で
 名前は「筏戸橋」。
 旧橋と同じ名前です。
 

 旧道部分はすぐに終了。
 さてここからが本題。
 車止めがあって
 車は通れません。
 さっきの標識通りに狭くなってる。
 親柱の銘版によると、
 「いかんどはし」と
 読むようです。

 
 旧道橋は歩行者用になっていて
 サッシの高欄が付けられてる。
 高欄と言うより手すり?
 ちなみに、
 昭和33年12月竣功。
 

 アーチの横を見ると
 型枠の跡が残ってます。

 
 現道との境目は
 ガードレールと
 車止めで塞がれてます。
 
 現道と旧道の
 位置関係のために
 親柱が埋まってました。
 ここの銘版には
 何と書いてあったのか。
 
 小振りで可愛いローゼなので
 もうちょっと見て行きましょう。
 アーチがすごく太い。
 アーチの左右を繋ぐ梁がないので、
 ポニーローゼという形式になります。
 この角度カッコイイ。
 

 少し離れてみた。
 コンクリ橋で
 青いというのは
 珍しいかも?

[2016年4月現在]


現道の新筏戸橋が平成7年竣工なので、
筏戸橋のサッシの高欄はその時に付けられた物かもしれません。
もうすでに20年以上経っています。

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