【滋賀県・米原市-古川橋】
滋賀県米原市の姉川に架かる廃コンクリ橋です。
青字…ラピスのコメント ■黒字…作者のコメント

 

 道の駅・伊吹の里の北側の道を
 姉川に沿って上流に向かうと
 県道40号線と合流します。
 さらに進むと
 「ふれあいの里」があります。
 橋はそこのそばに…


 「ふれあいの里」には
 車が通れる橋が架かってますが、
 隣には雑草まみれの橋があった。
 これが見るからに廃物件。
 

 対岸に渡って
 近づいてみました。
 もうすっかり廃れてる。
 バリケードとか無いけど、
 雑草が通せんぼしてる。
 これはぜひ渡ってみなければ。

 
 親柱には銘板が付いてる。
 「古川橋」
 下は姉川なのに古川?
 
 親柱はコンクリ。
 あ。こんな所にも何か付いてる。
 「河」
 川の名前なのかな?
 
 では渡ってみよう。
 軽自動車なら通れそうな幅です。
 

 高欄はコンクリの支柱に
 鉄パイプがはめてあります。
 低いので
 そこそこ古い橋かもしれません。

 後日再調査したら竣工年が判明
 昭和36年8月でした。

 
 振り返って今来た方を見た。
 画面では雑草だらけに写ってるけど
 別にそんなことはないですよ。
 

 県道側まで来ました。
 こちらは激薮になってて
 親柱なんか
 完全に埋まってる。
 これは10年以上は
 放置されってるぽい。

 
 薮を突っ切って
 無理矢理出てみました。
 橋の方を見ても
 全然橋の姿は分かりません。
 
 もうちょっと離れて
 道まで出てみました。
 これだけ見ると
 橋があるように見えない。
 10年どころか20年は放置か?
 
 最後に橋桁を下から見てみよう。
 橋脚までツタがびっしりです。
 そう言えば橋の上にも
 ツタが這いずってましたね。

[2018年8月現在]

橋を渡った先には「ふれあいの里リバーホール板並」という
日帰り温泉施設とキャンプ場があり、バーベキューなども出来ます。
南北に耕作地があるので、「古川橋」は、ふれあいの里が出来る前に架けられた
耕作地に渡る為の橋だったのでしょう。
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