【長野県・木曽町-日義堰堤巡視路橋】
長野県木曽町日義(ひよし)にある、発電所の取水堰に架かる吊り橋です。
青字…ラピスのコメント ■黒字…作者のコメント

 
 道の駅・日義木曽駒高原の
 南側から県道267号線に入り
 北に向かって2kmぐらい行くと
 あります。

 県道からさらに西側の
 道の向うにあります。
 会社の敷地の中を
 通るみたいですが、
 道の左右にあるのは
 別の会社です。
 
 とは言え、
 コンクリ工場の敷地を
 横切らなくては行けませんが。
 で、これが今回の吊り橋。
 主塔が思いのほか大きいです。
 
 橋までの道は、
 堤防に付いた小道です。
 関係者しか通らないので
 これで充分なのでしょう。
 
 主塔は鉄管の組合せで
 床はグレーチングです。
 全てが鉄製の橋です。
 しかも500kgまで大丈夫。
 立入り禁止ではないので
 安心して渡れます。
 
 銘版がありましたが、
 おかしな所に付いてます。
 主塔の足元に立ってます。
 「日義(発)えん堤巡視路橋」
 「1988年3月」
 名前の所の(発)は、
 発電所の発ですね。
 
 ここから採った水は
 日義発電所に送られてます。
 取水堰が右に見えてますね。
 下は木曽川の流れです。
 
 渡った先には、
 何かの施設があります。
 ここは立入り禁止なので
 入ってはなりません。
 別に面白い物も無いしね。
 無論面白い物があっても
 入りませんが。
 
 アンカレージは、
 地面の上に
 どっかりと置かれた
 四角いコンクリです。
 あ。向うの物を
 見るのを忘れてた。
 
 取水施設の為の橋だと
 思いましたが、
 道が山の中に延びてます。
 山道の為の橋でもあるようです。
 
 河原に下りれないので
 下からは写せません。
 はしごがあったけど、
 信用できなくて…
 なので最後は横から。
 なかなかにスリムな橋です。

[2014年11月現在]

吊り橋の横の取水堰は、日義発電所に水を送っています。
日義発電所が昭和12(1937)年6月に運用開始されていますが、
今回の巡視路橋は1988年に出来ているので、2代目の橋なのでしょう。
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