【静岡県・浜松市天竜-一草橋】
静岡県浜松市天竜区を流れる気田川に架かる、長い吊り橋。
青字…ラピスのコメント ■黒字…作者のコメント

 
 国道362号線沿いに
 架かってるので、
 すごく目立ちます。

 こんな具合に架かってるので、
 すぐ見付かります。
 
 国道の擁壁が
 即、橋台になってます。
 主塔も橋桁も金属製の
 頑丈そうな橋です。
 
 銘版も立派なのがあります。
 「一草橋」
 “ひとくさはし”と読みます。
 
 右側には、
 「昭和五十九年三月竣功」
 昭和後期で32年前かな?
 
 さらにこんな銘版もあった。
 橋の長さは115mもあるんだ。
 請負の所に川崎重工の名がある。
 川崎が橋まで造るとは
 知らなかったな。
 
 では、渡ってみましょう。
 しっかりした橋なので
 怖さは無いですね。
 
 床はグレーチングに
 穴の開いた鉄板が敷かれてます。
 渡る人が怖くないようにかな?
 
 100m以上もある橋ですが、
 特に何も無いので
 すぐに対岸に着いてしまいます。
 渡った先には林があって
 向こう側が見えませんが
 集落があるようです。
 
 対岸の主塔にも、
 銘版があります。
 「昭和五十九年三月竣功」と
 「ひとくさはし」です。
 
 耐風索がうねってますねぇ。
 ここから見ると、
 国道の路肩に
 引っ掛かるように
 橋が架かってるみたいだ。
 さっきの銘板によると、
 重力式橋台と言うそうな。
 
 最後に横から。
 橋のそばにバス停がありますので、
 対岸の集落から
 そこへ行く為の橋なのでしょう。

[2012年9月現在]

一見唐突に架かっている吊り橋ですが、
対岸の集落からバス停に行くのに、車が通れる橋まで行くと大回りになるので、
ショートカット出来るように架けられた橋なのでしょう。
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