【岐阜県・揖斐川町-広瀬の廃吊橋】
岐阜県揖斐川町を通る、国道303号線の現道と旧道の間に架かる廃吊り橋です。
青字…ラピスのコメント ■黒字…作者のコメント

 
 これは「近畿の吊り橋」さんの
 情報で知った物件です。
 現道からは分かり辛い所にあって、
 ずっと気付かなかった。

 国道の橋から見ると、
 確かに吊り橋があった。
 赤い吊り橋だ。
 これはよさげな廃物件だね。
 
 旧道側から橋に行こうと
 細い道を少し来ました。
 だいたいこの辺りだろうと
 探してみると・・・
 
 林の向うに吊り橋が…!
 「近畿の吊り橋」さんが
 5月に訪れて
 薮が酷いってあったけど、
 2ヵ月後の今は
 さらにヒドイ事になってた。
 
 薮をかき分け
 なんとか到着。
 距離が短いのが救いです。
 5月では日が当たってる所も
 7月には影になってる。
 主塔の下には橋脚があり、
 3径間の吊り橋なわけです。
 
 ようやく日の当たる場所に
 来ました。
 赤い橋だと思ったけど、
 サビだった。
 高欄も床もみんなサビてた。
 
 サビてても大丈夫なのは
 分かってるので
 安心して渡れます。
 ただし、2011年での話。
 このレポートは2016年なので、
 今はどうなってるのか
 分かりませんよ。
 
 橋を渡って、
 対岸の主塔の向うには
 鉄の柵があります。
 この先に国道があって
 そこまで行けるそうですが、
 薮が酷くて断念。
 
 柵の外から
 吊り橋を見ました。
 正面の柵の下に
 メインケーブルがつながってたので
 どうやらこの柵に囲まれた所が
 アンカレージみたいです。
 
 耐風索のアンカレージも
 薮の中です。
 
 最後に主塔の
 サドルの部分のアップです。
 この感じ、
 この橋はけっこう新しいのでは?

[2011年7月現在]

「近畿の吊り橋」のデータでは、橋の長さは51m、幅は1.5mだそうです。
空中写真を見ると現道側に耕作地があったような広場があるので、
旧道から畑に行く為の橋だったのかもしれません。
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